今、皆さんの家庭では、どのような種類の炊飯器を使っていますか?
今回オールアバウトは、アンケートを実施。使っている炊飯器のタイプと、購入した決め手について発表します。
※全国各地500名を対象にアンケートを実施。
※男女比:男性 161名/女性 332名/回答しない 7名
※年齢比:20代 106名/30代 205名/40代 117名/50代 56名/60代 15名/70代 1名
価格.comのサイトによると、炊飯器には主に4種類あります。
〇IH炊飯器
コイルによる電磁力の働きで金属製の内釜自体を発熱させるのがIH炊飯器。底部だけでなく側面や内蓋にもコイルを内蔵し、内釜全体を強力に加熱できる高級タイプもあります。
〇圧力IH炊飯器
圧力鍋のように内釜を密閉することで圧力を上げて、100度以上の高温で炊飯できます。お米の芯まで熱が通るのでうまみを引き出すことができ、ふっくらしたご飯に仕上がります。
〇マイコン炊飯器
炊飯器の底部にあるヒーターの熱で炊飯をします。各社から発売されており、ラインアップは豊富です。数千円から購入できる製品もあり、安さを重視するユーザーに人気があります。
〇ガス炊飯器
LPガス用と都市ガス用があります。火力の強い直火を使うガス炊飯は、最もおいしいといわれる「かまど炊き」に近いといわれ、あえてガス炊飯器を選ぶ人もいます。
IH炊飯器が最も多い結果に
4種類ある炊飯器のうち、どの炊飯器を持っている人が多いのでしょうか。下に示しているのは現在使用している炊飯器のタイプを整理したものです。

今回アンケートを実施した500名では、最も割合が高かったのはIH炊飯器で54.8%という結果になりました。
>>節約ガイドがお勧めする、ご飯を美味しく炊く9つの裏技とは
価格帯は、IH炊飯器のほうがマイコン炊飯器よりも高く、IH炊飯器が1万~12万円台、マイコン炊飯器が5000~1万円台となっています。一人暮らし世帯など、安さを重視する人がマイコン炊飯器を選んでいると考えられます。
では、炊飯器を選んだ理由はなんでしょうか。次に示すのは、今使用している炊飯器を選んだ理由を整理したものです。

最も多かったのは、「値段が安かったから」で198票という結果になりました。次に多いのは、「性能が良かったから」で125票となっています。値段が第一優先とはなりつつも、毎日のように食べるご飯の味を損なわないように、性能も重視する傾向があるように考えられます。
その他、「貰いもの」という回答も。結婚祝いなどで、親戚や友人などからプレゼントされるケースもあるようです。
6月は夏のボーナスが支給される時期。炊飯器の買い替えを検討している人は、ぜひ最新の機種も見てみてください。