第6話「鬼を連れた剣士」……「人間を守れ。鬼は敵だ」
北西の町にいたのは、1つの人格に3体の身体を持つ異能の鬼、「沼の鬼」。16歳の娘ばかりを狙い、喰い殺していました。漆黒の沼を発生させ、自由に動き回る沼の鬼に追い詰められた炭治郎を助けたのは、禰豆子。禰豆子の頭の中には眠っている間に鱗滝がかけ続けていた「人間はみな、お前の家族だ。人間を守れ。鬼は敵だ」という暗示が染み付いていました。
第7話「鬼舞辻無慘」……「失っても、失っても、生きていくしかないんです」
第6話で、炭治郎の家族を殺し、禰豆子を鬼にした者の正体が鬼舞辻無惨であることが明らかになります。人間を鬼に変えられるたった1体の鬼の始祖、鬼舞辻無惨なら禰豆子を人間に戻す方法を知っているかもしれない……。
次の任務地、東京・浅草の町で、炭治郎は鬼の匂いを嗅ぎつけ、匂いを追った先にいたのは、なんと鬼舞辻無惨でした。無惨は、子供を抱え隣には妻までいて、人間に紛れて平然と暮らしているのでした。鬼舞辻無惨は行きかう人間を鬼に変え、浅草の町は混乱状態に陥ります。
第8話「幻惑の血の香り」……珠世&愈史郎登場! 鬼舞辻無惨の残酷さが明るみに
数百年も前に無惨に鬼にされ、無惨の呪いを外して復讐の機会をうかがっている珠世。珠世によって鬼にされた唯一の青年愈史郎は、とにかく珠世ひとすじ。「珠世様は今日も美しい。きっと明日も美しいぞ」など、急に出てくる珠世崇拝の心のセリフは見ものです。
一方、鬼舞辻無惨は炭治郎の耳飾りに嫌悪感を抱いているよう。「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りの首を持ってこい」と鬼に命じます。
第9話「手毬鬼と矢印鬼」……臨場感のあるCGがすごい! 水の呼吸の技の連続!
9話の見どころは、いくつもの毬や矢印、炭治郎の動きのスピード感や臨場感、迫力に息をのむ戦闘シーン。水の呼吸の技が連続で飛び出し、「1話でこんなに技を見ちゃっていいのだろうか……。」と勿体なく思うほど。
第10話 「ずっと一緒にいる」……珠世&愈史郎とは第1期はここでお別れ
無惨の名前を口にしたり、情報を漏らしたりすると、身体が破壊される鬼舞辻の呪い。その呪いにより、朱紗丸は絶命します。遊んでくれとせがむ童女のように感じ、炭治郎は胸を痛めるのでした。闘いの後、珠世は禰豆子を預かることを炭治郎に提案しますが、2人は一緒に旅を続けることを決意します。
>第11話「我妻善逸」と再会! 疾走する“イノシシあたま”の正体は……?