6月6日は「楽器の日」
6月6日は「楽器の日」。1970年に全国楽器協会により制定されました。「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」というならわしに由来し、また、指で折って数を数えると、ちょうど6の時に小指が立つことから、「子が立つ」縁起のよい日とされています。
今回、オールアバウトでは「子どもの頃に習っていた楽器」についてアンケートを実施。子どもに人気のある楽器ランキングを発表します。
1位は、ダントツでピアノ
TOP5は以下の通りです。
1位:ピアノ 263票
2位:エレクトーン 53票
3位:ギター 28票
4位:トランペット 20票
5位:クラリネット 12票
>>あなたが習っていた楽器は何位?6位以降の全ランキングはコチラ!
1位は、263票という圧倒的な票を獲得した「ピアノ」という結果になりました。街の小さなピアノ教室から、大手楽器メーカーが開いている音楽教室まで、他の楽器よりも習う事ができる環境が揃っていることも、今回のような結果につながっているかもしれません。
ピアノを習っていた経験がある人は多いので、話の話題が増えます。あとは、カラオケで音の正確性が上がるような気がします。(女性 29歳 神奈川県)
ピアノを習っていて良かったと思います。今もピアノ教室に通っていて、お気に入りの曲を自分で弾けるからです。(女性 47歳 山梨県)
音を聞いたら何の音かわかるようになった、音感がついたのでダンスや運動も得意になった(女性 30歳 神奈川県)
ピアノ経験者からは、「楽譜が読めるようになった」「好きな曲が演奏できるようになった」など、楽器が上達できてよかったというコメントが寄せられたのはもちろん、「話題が増えた」「ダンスや運動も得意になった」など副次的に良かったと思うことがあったというコメントが多く寄せられました。
習い事の継続年数は「5年以上10年未満」が最多
子どものころに楽器を習っていた人は、どのくらいの期間続けることができたのでしょうか。次に示すのは、中学校卒業までにおいて、楽器の習い事を継続した期間を整理したものです。
このグラフから分かる通り、最も多いのは「5年以上10年未満」でした。一方、最も少ないのは「1年未満」で7.7%でした。すぐに辞めるのではなく、比較的継続して習い続けている人が多い結果となりました。
また、「10年以上15年未満」の割合が17.2%となっており、小学生入学前から中学校に入ってもなお楽器を継続して習っていたという人が2割弱いる結果となりました。
子どもの頃にチャレンジしたくでもできなかった楽器がある人は、趣味としてはじめてみてはいかがでしょうか。