学情は5月17日、働く20代の「通勤」に関するアンケート調査結果を発表しました。同調査は、20代専門の転職サイト「Re就活」を訪れた、働く20代の男女427人を対象に2021年4月30日~5月10日の期間で、インターネットにより実施。
働く20代の91.3%が通勤時間は「1時間以内」を希望
働く20代が希望する通勤時間で最も多かったのは、「15分~30分」(32.1%)。次いで、「30分~45分」(26.7%)、「45分~1時間」(24.8%)が続きました。20代転職希望者の91.3%が、通勤時間は「1時間以内」を希望しています。「通勤時間は意外と体力を消耗するので、できるだけ短くしたい」「時間を有効活用したい」などの理由が挙げられました。一方、「通勤時間に勉強したいので、1時間以内までは許容できる」「通勤時間は、仕事とプライベートの気持ちを切り替える時間にもなるので、短すぎず長すぎない時間が良い」などの理由で「30分~45分」「45分~1時間」を希望する20代も1割弱いました。
「通勤時間を短くしたい」のはテレワーク経験者のほうが多い?
「通勤」に関する考え方は、テレワーク経験があるかどうかによっても差が出るようです。新型コロナウイルスの影響を受けて「通勤時間を短くしたいと思うようになった」と回答した人は、テレワーク経験のある20代が32.0%。テレワークを経験していない20代は、24.1%でした。テレワークで「通勤時間」のない生活を経験したことで、「通勤」への考え方に変化が起きたのかもしれません。
「便利さ重視で都心に住みたい」VS「家の快適さ重視で郊外に住みたい」
住む場所や住環境について「プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」「どちらかと言えば、都心に住みたい」と回答した20代のテレワーク経験者は、49.0%でした。「家の快適さ重視で郊外に住みたい」「どちらかと言えば、郊外に住みたい」の回答を合わせた33.3%を15.7ポイント上回りました。
テレワークを実施し、オフィスに出社する機会が減少すると「郊外」に住むことを検討する人が多いとも言われていましたが、働く20代はテレワークを実施する場合でも「都心」に住むことを希望する人が多いようです。
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