2024年度に各紙幣が、実に20年ぶりに刷新されることになりました。中でも次の新1万円札は渋沢栄一になることが決まっていますが、他にも1万円札になってほしいと思う有名人はいるのでしょうか? LINEリサーチは1万円札になってほしいと思う有名人について、10~50代のLINEユーザー合計4367人の男女を対象に、Webにて調査を行いました。
1万円札になってほしい有名人1位は、大河ドラマのモデルにもなった「坂本龍馬」
歴史上の偉人や現在活躍している有名人まで数多くの名前が上がる中、堂々の1位に輝いたのは「坂本龍馬」。圧倒的な人気を誇っています。数々のメディアに登場し、夢を一途に追うその姿や思想を慕う人が多いのかもしれません。
2位と3位には「福沢諭吉」と「聖徳太子」がランクイン。両者とも今までに1万円札になったことがあり、「福沢諭吉」は現在の1万円札で、「聖徳太子」は1930年に「乙百円券」ではじめて採用されてから、日本のお札にもっとも多く登場している人物です。特に「福沢諭吉」は1万円札の代名詞や隠語的に使用される事もあって、現代の方々には1万円のイメージが離れないのでしょう。
10代の1位は「志村けん」、20~50代では「イチロー(鈴木一郎)」がランクイン
10代の1位は「志村けん」で、他にはアイドルグループ「King&Prince」のメンバー、「平野紫耀(ひらのしょう)」や京都大学iPS細胞研究所所長の「山中伸弥」と比較的最近話題になった人物がランクインしており、トレンドに敏感なのが伺えます。
20・30代のTOP2が同順で「福沢諭吉」と「坂本龍馬」でした。この年代の方たちが生まれた時から1万円札は「福沢諭吉」であるため、イメージに染み付いてしまっているのでしょうか。また「坂本龍馬」に関しては、アニメ・ゲーム・漫画・ライトノベルなどのサブカルチャーが文化的に根付いた世代であるため、そのような媒体を通して人物の偉業や人柄を目にする機会が増え、親しみ深い人物となったのではないでしょうか。
40代9位に「北野武」がランクイン。お笑いを始め多岐にわたり活躍されており、同じくお笑いの「志村けん」と同じく、この世代の方々は他の世代と比べてテレビ等で一番多く目にしたはずです。また、他の世代では見られなかった「卑弥呼」もランクインしました。
そして50代は唯一「福沢諭吉」がTOP3位外となっています。しかしこの世代の方々が若い頃1番目にしてきたのは「聖徳太子」であるため、懐かしさや復活の希望も含めての結果なのかもしれません。さらに「長嶋茂雄」「王貞治」が現役で世間を沸かせていた時代でもあり、それぞれの世代感が浮き彫りになるような結果となりました。
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