プレシャスパートナーズは4月8日、2022年に卒業する学生を対象に行った「就職活動に関する調査」の結果を発表しました。同調査は、2022年新卒の男女202名を対象に、2021年1月15日~4月2日の期間で実施。昨年同様、新型コロナの影響を受けながら進むと予想される、2022年度の就活の実態が見えてきました。
新型コロナの影響で変えた志望業界とは?
新型コロナウイルスの影響で志望業界を「変えた」人は、14.9%でした。変更前と変更後の業界は、「旅行業界」から金融、ホテル、IT、人材業界へ、「航空業界」から食品、金融、マスコミ、商社、IT業界へ。「観光業界」からIT・コンサル、人材、不動産業界など、新型コロナの影響を顕著に受けた業界からの変更が目立ちました。中には、「公務員」からスポーツ・エンタメ業界、「エンタメ業界」からIT業界へ、などの変更例もありました。
新卒で入社した会社で働きたい期間は「20年以上または定年まで」が4割弱
新卒で入社した会社で働きたい期間は「20年以上または定年まで」が36.6%と最多でした。次いで「5年~10年未満」(30.2%)、「10年~20年未満」(16.3%)でした。働き方の在り方が多様化する動きが見られる中でも、新卒で入社した会社で長く働くことを希望する学生が多いことがわかりました。
選考中に話を聞きたい人1位は「社長」
選考時に話を聞きたい人は、「社長」が60.4%と最も多く、次いで「一緒に働く社員」(50.5%)、「上司や現場のリーダー」(24.3%)でした。選考中は人事にとどまらず、企業のトップ、一緒に働く社員や上司の声を実際に聞くことができる機会を求める学生が多いようです。
2022年新卒学生の志望業界は、新型コロナの影響を大きく受けた業界から他業界へ変更する例なども見られました。新型コロナの影響は、働き方のあり方についても更に変化をもたらしそうですが、雇用が多様化する中でも、新卒で入社した会社で長く働くことを希望する学生が多くいることがわかりました。
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