コロナ禍でおうち時間が増え、調理の時短になり手間抜きができるキッチン家電を買う家庭も少なくないでしょう。でも買ったのはいいけれど、結果的にほとんど使わなかった、なんてこともあるかもしれませんね。
ちょっとドキッとしてしまった人は、フリマアプリで売ることを考えてみてはどうでしょう。今回の記事では、フリマアプリで家電を少しでも高く売るためのコツを4つ紹介していきます。
使わない家電が眠っている人は5割以上
まずは、使わない家電が自宅に眠っている人がどのくらいいるのか、マイボイスコムの「キッチン家電に関するインターネットアンケート」の調査結果を見ていきましょう(調査期間:2021年3月1~5日、有効回答数:1万78件)。
ほとんと使わない家電がある人は、キッチン家電所有者の5割強になっています。具体的には「ジューサー・ミキサー」が13.7%、「ホットプレート」が12.5%、「たこ焼き器」が9.0%、「ホームベーカリー」が6.8%で、比較的手軽に変えるコンパクトな家電、そして生活をする上で重要度がそれほど高くない家電が、ほとんど使わない家電になることが分かります。
家電をフリマで高く売るコツ
これらの使わなくなった家電は、どんなことに注意するとフリマアプリで売れやすくなったり、より高く売れたりするのでしょう。コツは4つです。
コツ1:稼働を確認する
家電を売るときの基本中の基本ですが、動作確認は絶対に必要です。動けば問題なく使えるので、商品説明に「稼働確認しています」と明記しましょう。動かない場合にはその旨を書いて、ジャンク品として出品するのも手です。
動かなくても、部品が欲しかったり、安く買って修理をして使う人もいますよ。
コツ2:できるだけ早い段階で売る
家電の場合、年式が新しければ新しいほど値段が高くなる傾向にあります。理想はその年に製造された最新の家電ですが、実際にそのような家電を売るのは難しいですよね。基本的には、使った後で「やっぱり必要ない」と判断してからの出品だからです。
使わないと思ったら、できるだけ早い段階で売りましょう。時間の経過とともに、値段も下がっていくことを忘れてはいけませんね。
コツ3:季節を考える
フリマの出品全体で言えることですが、季節に合わせた物を出品していきましょう。家電で言えば、これからの季節は暖房器具や加湿器ではなく、除湿機や扇風機などです。季節がずれてしまっても売れないことはないのですが、値段が安くなってしまうこともあります。
コツ4:保証書があると高く売れる傾向に
家電を買った時に保証書がついていることがありますが、保証期限内であれば高く売れることもあります。
筆者は以前、ほとんど使っていないデジカメをメルカリで売ったことがあるのですが、購入希望者から保証書の有無を聞かれました。幸いお店の保証期間内だったので、それを伝えるとすぐに購入してもらえました。しかも、買った値段の8割くらいの価格でしたよ。保証書があると、故障の時でも対応してもらえるので購入者の安心材料になりますね。
家の中を見渡した時、使わない家電を見つけたら、すぐにでも出品をしましょう。家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)によって、処分するにはお金がかかる家電もありますから、フリマアプリで売ったほうが得策かもしれませんよ。
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