Nintendo Switch用の人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森』を扱った短編ホラー映画『DON’T PEEK』が、長編映画化されると発表されて話題になっています。
もう夜中にプレイできない!「あつ森」と現実がリンクするホラー映画
『DON’T PEEK』はコロナ禍の限られた制作環境で作られた短編映画で、2020年10月にYouTubeにて公開されました。
その内容は、夜中に1人で『あつまれ どうぶつの森』をプレイする女性が、奇妙な体験をするというもの。
ゲーム内に作られた部屋と、現実の自分の部屋がなぜか連動していることに気づいた女性。最初のうちは、引き出しの開け閉めや照明のオンオフなどを試して面白がっていました。
しかし、しばらくしてゲーム内の自室の暗闇に、謎の人影が見えることに気づきます。あれ、こんなキャラいたっけ……?
現実の自室でも暗闇から物音や気配が。「ここから出してくれる?」とゲーム越しに問いかけてくる人影。怖くなった女性が「いいえ」を選ぶと……!
緊張感のある展開と、衝撃のラスト。7分間という短さながら世界中の「あつ森」ファンを震え上がらせ、大きな話題となりました。
『ハードコア』や『search/サーチ』に次ぐ斬新な「あつ森」映画誕生か
そんな『DON’T PEEK』の長編映画化に名乗りを上げたのは、ロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ監督。ストーリーの脚色とプロデュースを担当することが発表されました。
ベクマンベトフ監督は過去にも、全編一人称視点で撮影されたSFアクション映画『ハードコア』や、全編パソコンの画面上で展開するスリラー映画『search/サーチ』など斬新な映画をプロデュース。
監督作品としては、長編の商業映画として史上初となるTikTokやSnapchatのような「全編縦」の「長フォーマット映画」が2021年公開予定。
そんなベクマンベトフ監督が手がけるとあって「あつ森」ファンだけでなく、映画ファンの間でも期待が膨らんでいます。
長編映画になる際に「あつ森」以外のゲームがモチーフになる可能性もありますが、世界的に知られるゲームであり、ほのぼのとした世界観と緊張感あるホラーとの大きなギャップは「あつ森」ならではのもの。ぜひ長編でも採用してほしいところです。
ローンを延滞したプレイヤーを現実世界まで追いかけて襲ってくるたぬきち、怖いけど観てみたいですよね……!
今後の動向が気になる「あつ森」長編映画。ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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