大手キャリア3社の新プラン発表に負けじと、格安スマホ各社も料金体系の刷新を発表し、熾烈な価格競争が繰り広げられている通信業界。情報が錯綜するなか、ユーザーはどこのプランに変更・乗り換えを検討しているのでしょう?

MMD研究所は、「2021年3月 通信サービスの利用動向調査」を実施し、その中から「通信サービスのプラン変更・乗換え意識」をまとめて発表しました。調査は2月8~10日、18~69歳の男女4万人を対象に実施しました。
 

大手キャリアの月額通信料平均は格安スマホより3000円以上高い6786円

格安スマホと大手キャリアの平均には、3000~4000円程度の開きが


4万人のうち、通信契約をしているスマートフォンを現在メイン利用している3万4489人を対象に月額の通信料金を通信サービス別に聞いたところ、docomo、au、SoftBankユーザーの平均金額は6786円でした。

格安スマホユーザーに関しては、Y!mobileおよびUQ mobileのユーザーは平均で3548円、MVNOユーザーは2030円を支払っています。なお、Rakuten UN-LIMITは無料期間のため除いています。

大手キャリア3社のユーザーと格安スマホユーザーの月額通信費には、3000~4000円前後の開きがあることが分かります。
 

オンラインでの契約経験なしはdocomoで64.4%、auで73.6%、SoftBankで72.1%

オンラインでの契約経験なしはdocomoで64.4%、auで73.6%、SoftBankで72.1%


通信契約をしている携帯電話・スマートフォンを現在利用している3万7731人のうち、通信会社の新規契約や機種変更、プラン変更等の手続きをオンライン上で行ったことがない人の割合は、通信サービス別にauが最も多く73.6%、次いでSoftBankが72.1%、docomoが64.4%となりました。

一方、格安スマホの中でも断トツで「オンラインでの契約経験がない」割合が低かったのが楽天モバイル。18.9%と、Y!mobileの61.2%、UQ mobileの44.1%に差をつける形となりました。
 

プラン変更・乗り換え検討先1位はdocomo、次いで楽天モバイル

通信契約をしている携帯電話・スマートフォンを現在利用している3万7731人のうち、メイン利用の通信会社の料金プラン変更や乗り換えを「検討している」人は37.0%、「検討していない」人は63.0%でした。

プラン変更・乗り換え検討先1位はdocomo、次いで楽天モバイル


「検討している」1万3962人を対象に、メインで利用している携帯電話・スマートフォンの通信会社での次のプラン変更や乗り換えの検討先を3つまで聞いたところ、最多は「docomo(ahamo以外のプラン)」で24.7%、次いで「ahamo」が21.8%、「Rakuten UN-LIMIT」が18.1%となりました。

ahamoなどの新料金プランが話題となっていますが、本調査の結果ではahamoを除くdocomoの料金プランが「変更・乗り換え検討先」の1位であることが分かりました。
 

「ahamo」の72.9%、「povo」の82.4%、「LINEMO」の76.6%は現通信キャリアから移行

大手キャリア新プランを検討する人の7~8割程度は自社別プランユーザー

契約変更先として最も検討度が高いプラン別に現在利用している通信キャリアでまとめたところ、docomo、au、SoftBankの新プランである、「ahamo」の72.9%、「povo」の82.4%、「LINEMO」の76.6%は現在利用の通信キャリアからの移行検討でした。


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MMD研究所 調査結果