幼児教室のコペルが、東大卒・東大以外卒の男女1122人を対象に幼少期の教育環境を調査しました。
東大卒とそれ以外で、幼少期の習い事や遊び・体験に違いはあるのでしょうか? 気になる結果をご紹介します!
東大生は5倍以上の割合で「幼児教室」に通っている
まずは習い事編。東大卒の方が東大以外卒よりも大幅に割合が高かった習い事の1位は「幼児教室」で、実に5倍以上の割合です。
調査したコペルによると、子どもの学力を伸ばすためには右脳と左脳を均等に鍛える必要があるといわれているそうです。
脳の90%が完成する6歳までにトレーニングを習慣化させることが、賢い子に育てるための秘訣なんだとか。東大生に通っていた人が多いという事実も頷けますね。
東大生は子どもの頃から「自然の星空」を見ている
続いては遊び編。知的な「計算ゲーム」や、役割分担の練習にもなる「おままごと」の東大卒の割合が高いのは、なんとなく分かりますよね。
注目は体験編で、意外な事実が判明しました。なんと1位は「天体観測」で、しかも「プラネタリウムに行ったことがある」は、東大卒26.5%、東大以外卒49.7%で、逆に東大以外卒の方が多いんです。
これはなかなか興味深い結果ですね。同じように天体へ興味を持っていても、東大生はプラネタリウムではなく、天体観測の方を経験していることになります。
空の広さはもちろんのこと、においや気温の変化、夜更かしの非日常感なども含めたリアルな体験が、その後の知的好奇心や探究心に影響を与えるのかもしれませんね。
また、快適な環境で明るい星を見せてくれるプラネタリウムと違って、天体観測は自分から星を見に行かなくてはいけません。
もちろん家族の助けがあるにしろ、星の見える場所まで足を運び、自分たちで観測ポイントを設定し、見える時間帯や天候になるまで根気よく待つ必要もあります。
そういった準備や苦労も経験した上で得られる、何物にも代えがたい体験こそが、いい思い出となって行動力を伸ばしていくのかもしれませんね。
2位にも「コンサート会場で生演奏を聴いたことがある」がランクイン。プラネタリウムや家での音楽鑑賞も素晴らしい経験ですが、やはり「本物に触れる」というのが重要なようです。
お子さんの可能性を伸ばしたいと考えている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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