東北の英雄が仙台に凱旋!

入団記者会見を行った楽天・田中将大(写真:アフロ)

1月28日、ニューヨークヤンキースをFAとなっていた田中将大が古巣である東北楽天ゴールデンイーグルスと契約。8年ぶりに日本で投げることが決まり、日本中の野球ファンから喜びの声が挙がりました。

楽天が最後に優勝したのは、田中が日本で最後に投げた2013年。まさに楽天の優勝に向けての最終兵器ともいうべき存在となっただけに、どのような成績を残すかが注目されていますが……田中も今季開幕時点で32歳。ヤンキースでは故障に見舞われることも多く、かつてのような投球は望めないのではという声もあります。

そこで、メジャーから復帰した投手が復帰1年目にどのような成績を残しているかチェックしてみましょう。
 

メジャー移籍前のチームに戻るかがカギに

調べてみたのは2015年以降、メジャーからNPBに復帰した投手の1年目の成績。該当したのは田中を除いて8名でした。

▼メジャーからNPBに復帰した投手の初年度成績(2015年以降)

年度 選手名 移籍前の所属球団 復帰後の所属球団 復帰1年目の成績
2015年 黒田博樹 広島 広島 26試合登板11勝8敗 防御率2.55
松坂大輔 西武 ソフトバンク 一軍登板なし
2016年 和田毅 ソフトバンク ソフトバンク 24試合登板15勝5敗 防御率3.04
藤川球児 阪神 阪神※ 43試合登板5勝6敗3S10H 防御率4.60
2017年 村田透 巨人 日本ハム 15試合登板1勝2敗 防御率2.77
2018年 上原浩治 巨人 巨人 36試合登板0勝5敗14H 防御率3.63
2019年 岩隈久志 楽天 巨人 一軍登板なし
2020年 牧田和久 西武 楽天 52試合登板2勝2敗2S22H 防御率2.16

※藤川球児は独立リーグを経由しての復帰

黒田博樹に和田毅など、そうそうたるビッグネームが名を連ねていますが、活躍した選手と不振に終わった選手の差が極端なのがわかります。メジャー時代に故障したまま復帰した松坂大輔や岩隈久志は一軍登板ができずにシーズンを終えるという残念な結果にもなっています。

活躍した選手とそうでない選手の違いを分けたのが、復帰した球団。もともと在籍していた球団に戻れた選手は往年の成績を残す傾向がありますが、別の球団に移籍した選手は思うような成績を残せていないことがほとんどです。

これを見ると、楽天に復帰した田中将大は活躍必至となりますが……果たしてどのような成績を残すでしょうか。