新型コロナウイルス第3波を受け、都市圏に住む人たちの「お正月帰省」の自粛が広がりをみせています。そうした中、帰省する・しないの話からなぜか「嫁姑バトル」が勃発。間に挟まれて「お手上げ状態!」だという男性の話を伺ってみました。

発端は、姑の言葉だった

夫婦+小学生お子さんふたりの4人暮らし。東京近郊の新興住宅地に居を構える悠斗さん(45歳)は、今、「遠くに行きたい」気持ちで胸がいっぱいなのだと訴えます。
 

事の発端は、コロナ第3波の波が大きくなってきた11月半ばのこと。例年、お正月には関西にある実家に家族そろって帰省していましたが、今年はさすがに厳しいだろうと、帰省を取りやめることを夫婦で決めたときのことでした。
 

「実家に電話し、今年はコロナ禍なので帰省しない旨を連絡したんです。ふたりとも、寂しいけれど仕方がないね、と言ってくれました。でも『その代わりと言ってはなんだけど、たまには何か都会で売っているちょっとお高めのお菓子でも送ってくれない? 旅費が浮くんだし、たまにはいいでしょ?』と言われたんです」
 

スイーツのことなら奥様のほうが詳しいだろうと、悠斗さんは奥様に「5000円くらいで、何か東京でしか買えないような、ちょっと高めのスイーツを実家に送ってほしい」とお願いしたのだそう。しかしそれを聞いた奥様は「図々しいにもほどがある!」と激怒してしまいました。
 

「妻が怒る理由がよくわかりませんでした。面倒くさいのかな?と思い『ごめんごめん、俺が探して送るね』とフォローしたのですが、なぜか妻はさらに逆上。実家に電話をかけ『そんな図々しいことを言う人とは、今後、お付き合いできません』と言ってしまい、母のほうも『んじゃ、アンタは二度と来ないでいい!』と……売り言葉に買い言葉状態の大げんかになってしまったんです」
 

落としどころがないまま終わる可能性大!?

例年、お盆時期は九州地方の奥様の実家へ、お正月は悠斗さんの実家へ。いずれも4泊5日程度ずつ、平等になるよう里帰りをしてきたという悠斗さん一家。
 

ちなみに奥様の実家に行く際は、お世話になるのだから……と、菓子折りの他に3万円ほどを包み、滞在費として義母さんに渡していました。
 

「ウチの実家に帰るときは、ついなぁなぁにしちゃってて。実際、菓子折りくらいしか渡してなかったんですよ。その菓子折りも、新幹線のホームで弁当と一緒に買った1000円程度のもの。だから、たまには5000円くらいのものを贈ってあげてもいいんじゃ……そう思っただけなんですけどね」
 

奥様と再度話し合い、これまで滞在費すら渡していないのだから、今回の件は「図々しい」と苦情を言うほどのことではないのでは?と奥様に伝えてみましたが、奥様の怒りは収まらず。
 

お母様からは「こちらに来るたびに、神戸牛だのなんだのを用意してもてなしてきた。孫がUSJに行きたいというから毎回チケットを用意し、車で送り迎えもしてきた。それなのにあの言いざまはない。もう二度と嫁さんには会いたくない」と、やはり怒りは収まらず。
 

「一体全体、どうすればよかったんですかね。俺、そんなに無謀なことを言いましたか? そこまで怒ることですか?」
 

困り果てた悠斗さん。会社の同僚に相談をしたところ、同僚たちからは賛否両論の意見が戻ってきました。
 

「人それぞれに、いろいろな考え方があるんだなぁとびっくりしました。俺としては、妻の実家に帰るときも、俺の実家に帰るときもできるだけ平等にしたいと思っていたんですが、同僚の中には『妻側のほうを篤くしたほうが後々揉めない』という意見があったんです。女性同僚からは『奥さんがそこまで言うのなら、次回からどちらの家にも同じお土産を用意して、同じだけの滞在費を渡せばいいのでは?』というアドバイスをもらいましたが、妻がそれで納得するようには思えなくて……」
 

未だ悩み続けている悠斗さんですが……そもそも嫁姑間で何か問題があったのかもしれませんし、そうであれば解決に至るまでには、相応の時間がかかることでしょう。
 

解決には至らない可能性もありますが、悠斗さんの苦悩からひとつ言えるのは「嫁姑問題は、男には解決は不可能!」ということでしょう。