共働き家庭で注意したい「食費」
共働き家庭が増えて、世帯収入は増えています。しかし、共働きだからこそ、注意したいお金のことをお伝えします。ここでは「食費」の注意点について、詳しくご紹介しましょう。
共働きの場合、料理や買い物に時間をかけることができない、外食や惣菜などの利用が増えることが原因でどうしても食費が増えがちになります。
しかし、食費を毎月8万円から5万円にと、3万円節約させれば30年間で1,080万円のお金を生み出します。1,080万円あれば、子どもを大学に進学させることができますね。たかが食費、されど食費です(参照:30年で1000万円以上のお金を生み出す!食費の節約)。ではどんなことに注意していけばいいのでしょうか?
対応策①:一週間の献立を立てて宅配利用
共働きはとにかく「時間」が足りません。時間があれば特売品を求めて数カ所のスーパーめぐりができますが、時間も無く、疲れている状態では、買い物自体が家計にも体力的にも精神的にも負担ですね。従っていかに買い物に時間をかけないかがポイントになります。
家族にリクエストを聞きながら、一週間分の献立を立て、宅配やネットスーパーで注文しておきましょう。買い物に行く回数が多い程、感情任せの買い物や無駄使いが増えるので、宅配やネットスーパーというのがポイントです。
しかし、ネットスーパーでは手に入りにくい鮮魚や特売品、他にも買い忘れなどで、数回はスーパーに足を運ぶこともあるでしょうが、できる限りメモに書いて無駄な買い物はしないようにします。そして、レジに入る前に、もう一度買い物かごの中を確認し、「あれば便利=無くても困らない」モノは避けるようにします。
すでに買い物が済んでいるので、献立を考える時間が省け、帰宅したらすぐに取りかかれます。「今日は何にしよう……」とボーっと考えているうちに30分経過した……なんてことにもなりません! 浮いた時間は自分の自由時間や家族との団らんに使いましょう。
疲れていたり、忙しい時のために、無意識でも作れるカレーやシチューといった定番料理の材料や、焼くだけ・炒めるだけ・揚げるだけ、といった半分調理済みの食材を常備しておくと便利です。そのように、自分に「逃げ場」を用意しておくとストレスが貯まりません。
対応策②:時短アイテムをフル活用
電気圧力鍋などほったらかしで調理できる道具を使いこなしていきましょう。
我が家は結婚以来、ご飯は圧力鍋で炊いていますが、5分で炊けるので、忙しい朝や夕方には大助かりです。他にも、茹で野菜は鍋で茹でるよりもレンジを使う方が時短で栄養価も高く、コンロ内部のグリルで食パンを焼く方が時短でふっくら焼けるなど、それぞれの良い点をフル活用します。
時短できるということは、光熱費の節約にもつながるので、一石二鳥です。
対応策③:料理の腕を上げる
時短で、美味しく栄養があり、安く作れる! そのような料理を作れるように、こつこつと料理の腕を上げることが、最終的には近道ではないでしょうか?
紹介したように、宅配や時短アイテムを取り入れても、それらを上手に使いこなすには「料理の腕」が必要になります。レシピの動画配信も多く存在しますので、少しずつ料理の腕を上げていきましょう。