年収300万円台世帯でもしっかり貯めている人は何してる?
年収が300万円でもしっかり貯めている人には以下のような特徴があります。
1. 家計管理をしっかりしている
2. こつこつ確実に貯めている
3. 車やマイホームに見栄をはらない
4. 資産運用をしている
5. 財布は1つで、夫婦仲が良い
ここでは「4. 資産運用をしている」の特徴をお伝えしましょう。
資産運用を学ぶことからスタート
年収が300万円台の方でも毎月コツコツ貯蓄をしていくと、もう少し貯蓄額を増やせないだろうか?と考え始め「資産運用」に意識が傾いてきます。
こういった人達の特徴は、毎月やりくりして貯めたお金ですから、「慎重」です。慎重になるからこそ、そもそも「資産運用」が何なのかを学ぶことから始めます。学ぶことで知識が増え、さらに経験することで小さな失敗と成功を繰り返し相場観やリスクコントロールが身に付き、徐々に資産運用が上達していきます。
反対に、ギャンブルや宝くじなどで苦労なく手に入れたお金というのは、大事に扱いませんので、資産運用を学ぶことなく、大金を失ってしまうケースが増えがちです。
自分が働いたり節約してコツコツ貯めたお金、相続や保険金といった大切な家族が残してくれたお金は、皆さんとても大事に扱っていくので、プラスの感情の入った「お金の種」として、資産運用でも上手くいくように思えます。
資産運用を始める人のプレミアムな副作用
年収300万円台など、年収が高くはないけれど資産運用をしたいということで相談に来るお客様は、資産運用を始めた後に面白い「副作用」が現れるケースがあります。
資産運用を始める理由の多くが「欲望」です。それが悪いというわけではなく、欲望から始めた資産運用でも、資産運用の勉強を始めて、金融や経済といったお金の仕組みを学んでいくことで、「そもそも我が家の家計は大丈夫かな?」「もう少し投資できるお金を増やしたいから、家計の無駄を省いていこう」というように家計管理に視点が向くようになってきます。
それらが功を奏し、家計が整い、金銭感覚が良くなり、貯蓄や資産運用がスムーズにいくようになるという、「プレミアムな副作用」です。
しかし、家計管理に視点を向けられない人は、やはり資産運用でも上手くいきません。資産運用を上達させるには、資産運用について学び、家計管理を通して金銭感覚を整えるというのは必須条件なんですね。
今の時代の資産運用は「積み立て投資」が主流です。少額を毎月積み立てるように、投資信託を買い、資産運用をしています。決して年収が低いからという理由でできないものではありませんので、失っても困らない金額からスタートさせてみましょう。