佳子様の「ヘソ出し」に物申す人々へ、おこがましいようですがひと言

2019年11月10日、天皇陛下即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」が厳かに行われ、ぼくもこの日はテレビの前に釘付け状態でありました……そして(※「そして」の意味がイマイチ繫がっていないのですがw)、じつのところ、佳子様の大ファンでもあったりします。

「令和の皇室」人気が高まるなか……


11月10日、天皇陛下即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」が厳かに行われ、ぼくもこの日はテレビの前に釘付け状態でありました。天皇皇后両陛下をお乗せになったオープンカーは午後3時から、時速10kmほどのゆっくりしたスピードで、お住まいの赤坂御所までの約4.6kmを約30分かけて走行──皇后様は歓声に応えるなかで感極まって手で涙を拭う場面もあり、ついついぼくも目を潤ませてしまったものです。
 

そして(※「そして」の意味がイマイチ繫がっていないのですがw)、皇室の系譜にあるお方をこのようなコラムの壇上に引っ張り出してきて、しかも馴れ馴れしいフレンドリーな表現をもって形容してしまうのも恐れ多くはあるのですが、じつのところ、ぼくは佳子様の大ファンでもあったりします。
 

あまりに「好き」が高じすぎて、とある書物に佳子様がまだICUに在籍なされていた当時、以下のような「佳子様とのロマンス」を妄想したコラムを寄稿したことも……どうかお許しください!

すでに50歳をとうに過ぎた私が、どういうわけかICUに合格し、佳子様が所属するダンスサークルへ入部。偶然にも新歓コンパで向かい合わせの席に。それをきっかけとして急速に距離が縮まっていく二人……奇跡のLINE交換を成し遂げる。
 

私が今一番お気に入りの、恵比寿にある熟成赤身肉の丸焼きを食わせてくれる小洒落たビストロに佳子様をお誘いしてみようかとスマホを片手にするが、SPとかがぞろぞろ付いてきてしまうのか? 席数はたしか20? 15? もしかして貸し切り状態?
 

そもそもそのような身ほど知らずの行動に出てしまったら最後、私の素性は宮内庁か内閣調査室あたりが瞬殺で丸裸に? いや、すでにされているかもしれない。フライデーだって文春だって黙っちゃいない。私は「ゴメス」というペンネームを持つ果てしなくフリーターに近いフリーライター──エロなネタだっていっぱい書いている。
 

当然ながら政府のジャッジは「否!」だ。いっそのこと駆け落ち? だが、エアポートの搭乗口で複数の私服警官に取り押さえられる私……「カコ~(様)! オレはいいから逃げるんだ~っ!!」(と藤岡弘、の口調で)。内親王を連れての逃避行が成立するほど世間は甘くはない。はたして残された決断とは……?(つづく←嘘)

佳子様「ヘソ出しダンス」で、またも物議?

そんな佳子様が欧州ご訪問から帰国後の10月初旬、学生時代から続けられていたヒップホップダンスの発表会にご出演した模様が一部メディアで、腹部の見えるコスチュームを着用しつつダンシングなされている写真とともに「ヘソ出し」「セクシーダンス」……といった見出しを添えて報じられ、ネット上では
 

「全く尊敬の念が出て来ないし、この人税金で何してるの?」
 

「自立してほしい、只の甘ったれ」
 

「皇室の人間という自覚がないような」
 

「ヘソ出しダンスも良いけど、花嫁修業になるような習い事もステキだと思います」
 

「まずは就職を!」
 

……ほか諸々の辛辣なコメントが相次いだとのこと。
 

とても悲しい話です。そもそもが「国民の税金で生活しているんだから~」「まずは就職を〜」……みたいに皇室の方々を「生活保護のお金でパチンコばかりやっている人」と同じレベルで語るのはいかがなものか……と個人的には思うのですが、まあそこらへんの論議に関しては、妙な深みにハマってしまう危険性もあるため、ここで触れるのはやめにして、今回は「ヘソ出しダンス」のみにフォーカスしてみることにします。
 

「ヘソ出しダンス」は、なぜアウトなのか?

なぜ、「ヘソ出しダンス=ヒップホップダンス」はアウトなのでしょう? 「社交ダンス」や「バレエダンス」ならセーフってことなのでしょうか?
 

その「アウト」と「セーフ」を分かつ判断基準とはいったい……? 米国と欧州? 歴史に裏付けられた権威? それとも露出度? 社交ダンスにしたってバレエにしたってヘソこそ出さないものの、肩や背中や太ももはけっこう露出しているじゃないですか。
 

公衆の面前でのストリップとか、法律に触れるようなシロモノじゃないかぎり、佳子様ご本人が熱意をもって取り組まれているなら、別にベリーダンスでもポールダンスでもかまわなくはないですか? 確固たる定則も見いだせない“なんとなくの先入観”のみで、その良し悪しを断定してしまうのは佳子様に対してはもちろんのこと、それらのダンスに真摯な姿勢で打ち込んでいる人たちにも失礼でしょう。
 

海外訪問中、ウィーン少年合唱団や現地の日本人学校などを訪れ、子どもたちと懇談された際、佳子様の話術は大変フランクで、子どもたちの緊張が自然とほぐされていくようであったらしく、お忍びで通うダンススクールは小中学生の生徒さんが多く、そのなかで佳子様はお姉さん的な存在だと聞きます。つまり、一連のダンス活動は間違いなくご公務にもプラスの相乗効果を生んでいるのです。
 

10月22日に執り行われた天皇陛下の「即位の礼」で、佳子様をはじめ女性皇族の方々は、豪華絢爛な十二単を見事に着こなされておりました。一説によると重さ15kg近くもあるという、まるで鎧のような衣装を装着しながら、汗ひと粒もかかず微動だにしないその身体能力、それに公人としての心構えは、生半可な訓練で身に付くものではない、れっきとした“特殊スキル”の一つです。
 

こうした“激務”のなかで、佳子様にとってのヒップホップダンスは“息抜き”と同時に、また“体幹を鍛える”という面でも、大切な役割を担っているのかもしれません。

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