学生三大駅伝が開幕!全日本、箱根の行方は……?

10月14日、島根県出雲市で第31回出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)が行われ、学生三大駅伝が開幕しました。
 

学生三大駅伝とは以下の駅伝のことを指します。

  • 出雲駅伝
  • 全日本大学駅伝(11月3日開催)
  • 箱根駅伝(2020年1月2日、3日開催)

 

2019年シーズンの学生駅伝は、2019年箱根駅伝を制した東海大学、2015年~2018年箱根駅伝優勝の青山学院大学、エースを擁する東洋大学、かつての強さが戻りつつある駒澤大学が「四強」と呼ばれており、國學院大学や帝京大学などは四強を倒すダークホース筆頭、という評価が多かったと思います。
 

三大駅伝の初戦である、14日に開催された出雲駅伝では、1区から上位でレースを進め、最終6区で4位から逆転した國學院大学が初優勝(学生駅伝初優勝)を果たしました。なお、2019年箱根駅伝を制した東海大学は4位、前回出雲駅伝優勝の青山学院大学は5位に終わりました。
 

四強ではない國學院大学が出雲駅伝を制したことにより、今後の駅伝シーズンの勝負の行方が気になるところです。
 

箱根駅伝予選会のルールをおさらい

箱根駅伝予選会の日は、立川駅前に各校の旗が立ち並ぶ。2018年開催の予選会では出雲駅伝で優勝した國學院大学や2位だった駒澤大学が躍動していた(編集部撮影)

盛り上がりを見せる学生駅伝シーズンですが、10月26日(土)には「第96回箱根駅伝予選会」が東京都立川市で開催されます。箱根駅伝予選会のルールは以下の通りです。
 

  • 予選会の距離はハーフマラソン
  • 各大学(大学院)、10000m34分00秒未満の記録を持つ選手を10名以上14名以下までエントリー可能
  • 当日は10名以上12名以下が出走
  • 留学生の出走は1名まで
  • 出走者上位10名の合計タイムで順位を競う
  • 合計タイム上位10位までの大学が箱根駅伝出場権を獲得

  

前回の箱根駅伝は第95回という節目の大会だったため、予選会では11校が出場権が得られました。今回の第96回箱根駅伝では従来のルールに戻ったため、10校が箱根駅伝出場権を獲得できます。そのため、昨年よりも出場権をめぐる争いは激しくなることが予想されます。
 

また、前回の予選会での駒澤大学や順天堂大学のように、突出した戦力を誇る大学がないことも、今回の箱根駅伝予選会が激戦になると予想される理由です。結果が発表される瞬間まで、どこが勝ち上がるかわからない展開になるのではないでしょうか。
 

10月15日に各大学のエントリーメンバー(10名以上14名以下)が発表されました。エントリーメンバーから、注目の学校を紹介します。観戦の参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

箱根駅伝予選会の注目校は?

●中央大学

2019年の箱根駅伝では11位とあと一歩でシード権を逃した中央大学。4年生のエントリーが舟津彰馬選手(4年)のみとなっていますが、3年生、2年生が成長。各選手の自己記録を見ても予選会参加校のなかでは選手層が厚く、上位通過の候補となっています。
 

●早稲田大学

13年ぶりの予選会出場となる名門も、ほぼ万全といえるメンバーをエントリーした印象を受けます。太田智樹選手(4年)、中谷雄飛選手(2年)は個人上位候補としても名前があがります。
 

●東京国際大学

6月に行われた全日本大学駅伝関東地区選考会においてトップ通過を果たすなど、大学史上最強の戦力と言えます。エースの伊藤達彦選手(4年)はユニバーシアード・ハーフマラソンで銅メダルを獲得(金メダルは東洋大学・相澤晃選手、銀メダルは駒澤大学・中村大聖選手)。日本人トップではなく、留学生に食らいつく走りにも期待が集まります。
 

●明治大学

予選会校の顔ぶれから通過は濃厚との声もありましたが、エース阿部弘輝選手、中島大就選手(共に4年)など主力が数名エントリーを外れました。それでも各選手の自己記録は出場校のなかでは上位であり、記録どおりに走れれば、通過は有力だと思われます。
 

●麗澤大学

前回の予選会では次点の12位(※前回は予選会から11校が出場できたため)に泣いた麗澤大学。9月以降、主力は記録会などには出ず、じっくり調整。自己記録も参考程度、と思ったほうがいいでしょう。箱根駅伝初出場なるか、要注目です。