なんだかやる気が出ない、仕事への気力がわかないというあなた。実は、考え方や身体の使い方ひとつで、眠っていたやる気を取り戻せるかもしれません。ご紹介する10の魔法を試してみませんか。仕事へ向かう気持ちが楽になるかもしれませんよ。
【1】なりたい or 理想的な「像」をイメージしてみる
たとえば賞をもらって輝いている自分、予定通り仕事を終えられたときの爽快感や、成果を出して上司に褒められている自分の絵など……。イメージすることでモチベーションアップにつながります。
【2】自分に刺激を与えてくれる「師」を見つける
仕事やキャリアの“お手本”となり、あなたの味方になってくれる人はいますか? キャリアという長い旅路では、そういった優れた人との出会いはかけがえのない財産になります。もしまだ「師」と呼べる人がいない人は、まわりの人をよく見てみましょう。仕事のチームリーダーはもちろん、取引先や仕入先などにも目を向けてみることが大事です。
【3】サクセスストーリーを描いた映画を見る
仕事へ行くがもなんだか億劫……。そんなとき元気が出るのがサクセス・ストーリー。頑張る主人公を見て、「私だって」「オレだって」とやる気がわいてくることもあります。『しあわせの隠れ場所』『幸せのちから』『フラガール』『8Mile』など、刺激を受ける映画はいっぱいあります。
【4】何のために働くのかを再確認してみる
残業続きで疲れたとき、上司に叱られたとき、頑張っても成果が上がらないとき……。「なんで働いているんだろう」という思いが頭をよぎること、ありますよね。働く意味を考えることは、自分の「幸せの基準・価値観」を再確認することと同義です。もし「自分の価値観に基づいて仕事ができている」と思えない状況の場合は、転職を考えることもいいのかもしれません。
【5】「将来、こうなりたい」というエンジンを見つける
人生軸で考えた場合、未来へのエンジンは20代、30代のビジネスパーソンにとって極めて重要なもの。どういうジャンルでもそうですが、ビジョン・志をぶれずに明確に持っている人は強いです。“将来こうなりたい”という「ビジョン」と、“今これをしなければならない”という「ミッション」の両方を持つことが大切です。
【6】人間関係のイライラをコントロールする術を身につける
女性がリーダーシップを発揮して、活躍することが求められている今、自分の感情を適切に取り扱う「感情マネジメント」が注目されています。思わず「イラッ」としてしまった場合、心の中で数を数えるのもいいと思います。5秒もあれば自分のイライラを客観的に見ることができ、感情的に怒らずにどう対応したほうがいいのか考えられるようになります。
【7】自分の仕事がもひとつの大切なステップだと考える
今の職場に閉塞感を感じたときには、これもひとつの「ステップ」なのだと感じてください。まず、漠然とでも自分がなりたい大きな目標を描き、その中で「今の仕事はどの位置づけにあるんだろう?」と考えましょう。
【8】小さな仕事にも、自分の「オリジナリティ」を盛り込む
働く意欲を起こすには、まず職場が変わってくれることがいちばんです。でも、現実にはそんな「話の分かる」会社にめぐり合えることなんてめったにありません。自分自身のモチベーションを確認するために、自分に問いかけるのはこのひとつ。「この仕事によって、何を得ようとしているのか」ということです。
【9】“今、ここに”集中してみる「マインドフルネス」を意識する
今のようなスピードを求められる世界ではストレスを感じる方が非常に多くなっています。ストレスはその人のスペースの大きさで決定します。スペースが大きければあらゆることを受容でき、ストレスと感じません。そんなスペースを広げるための工夫が必要となります。
【10】どうしようもない朝には身体に刺激を与えてみる
誰にでも出勤したくない朝はあるもの。沈んだ気持ちをスパッと断ち切るには、身体に程よい刺激を与えることや気持ちのコントロールが鍵になります。たとえば身体に刺激を与えること(コーヒーや紅茶を飲む、シャワーを浴びる)や、気持ちをポジティブにすること(お気に入りの音楽を聴く、週末のことを想像する)などで、強制的にスイッチを入れることも大事です。
上記の10つの方法の中には「自分には当てはまらない」と思うこともあると思いますが、まずはラフな気持ちで試してみませんか。仕事へのやる気がわくのは、実は些細なきっかけだったりするのかもしれません。