学力だけじゃない! 本当に「デキる子」の育て方

将来、社会で活躍できる子どもになるために必要なのは、必ずしも学力だけとは限りません。勉強ではない、家庭での過ごし方こそが子どもたちの能力を伸ばすといっても過言ではないのです。

■「遊び」の中で、運動スキル、思考力、想像力や社会性までも身につける
「遊び」というものが、子どもの成長にとってどれほど大切であるかは、様々な研究が証明しています。ところが、最近は遊び時間の減少と共に「遊び方が良く分からない」「どう遊ばせたらいいのか分からない」という親子も多いのです。まずは遊ぶ場と時間を確保してあげて、大人も仕事や家事を忘れて一緒に遊んであげましょう。

■「家族旅行」で、自己信頼力やコミュニケーション力が身につく
旅はさまざまな世界観や人との絆を実践から学び、体感するのに最高のステージです。旅をすることで「自己信頼力」「コミュニケーション力」「知恵を育む力」の3つの力が自然と備わってきます。生きる力を育むのに重要なのは、旅の回数ではなく、旅での親子の関わり方。旅での経験の積み重ねは、何よりも子どもの自信や力につながっていくのです。

■「食卓」には、頭のよい子が育つヒントがたくさん詰まっている
どんな食卓やキッチンの光景が子どもの心に残り、そして彼らを頭のよい子に育てるのでしょうか。大事なことは、何を食べたかよりも、そこにどのようなコミュニケーションがあったのか?ということ。親が近くにいることに安心感を覚えた子どもは、おのずと親の近くで勉強するようになり、親に認められたいと頑張るようになります。

■「食べ方」も大事、よく噛んで食べる子ほど勉強やスポーツが上達する
ごはんをよく噛んで食べる子どもほど、学習への集中力やスポーツへの意欲が高いという事が判明しました。毎日の食生活の中でできる「噛む」という行為が、子どもの意欲を高める事につながります。「ちゃんと噛みなさい!」と言う前に、まず親が子どもの目の前で左右バランスよく噛むことを見せてあげることが大切です。

■「基本的生活習慣」を身につけることが学力の向上につながる
生きる力の重要な要素である学力の向上には、基本的生活習慣を身につけることが大切です。まずは早寝早起きの習慣をつけ、十分な睡眠時間を確保すること。次に朝食をきちんと食べること。 朝食を抜くと大脳が十分働かず、記憶力や集中力が低下します。食事は生活リズムを整える大きな柱なので、毎日同じ時間に食べられるよう努力しましょう。

■「家事をまかせること」で仕事の想像力が育つ
家事は暮らすための大切な能力。単に「お手伝いをさせる」のではなく、もっと踏み込んだアプローチをして想像力を伸ばしましょう。大切なのは発想の転換。「お手伝い」をさせるのではなく、「おまかせできる家事を作る」こと。どんなに小さくても、主語が子どもにある家事をひとつでいいから作りましょう。そしてその家事に責任を持たせることが大切です。

■「読書」と「親子の会話」で国語力の基礎が身につく
国語力の基礎となる語彙力。中学入試でも「漢字の読み書き」や「熟語」「反対語」など、語彙力を問う問題は多くの学校で出題されていますが、その語彙力をアップするためには、「読書」や「親子の会話」が大切だといわれています。

■「お小遣い」は家庭でできる実践的な金銭教育
お小遣いをもらって、その範囲とはいえ、自分の欲しいものを手に入れる。これは子どもにとってお金との付き合い方の原点です。お小遣いをあげる時には、お小遣いはどこから来るのか?ということや、お金の役割を説明してあげましょう。親として目が届くうちに、家庭でしっかり「お金のしつけ」をしておきたいものです。

■「経験」こそが、学力ではない生き抜く力を育てる
将来子どもが社会で活躍できる人財になるために注目すべき能力は、「身につけた知識や技能を社会生活で活用できる力」です。知識を詰め込む教育方法ではなく、学んだ知識を学校生活や家庭生活の中で使用する場面を多く持たせることが、この力を伸ばすポイントとなってきます。

学校での勉強や友達との関わりも大切ですが、休日の家庭での過ごし方こそ子どもに大きな影響を与えます。今週末は上記の9つのポイントを思い出して、子どもと接してみてはいかがでしょうか。