ムシムシした季節を乗り切る! ワイドパンツの選び方と涼し気コーデ
日本の夏はとにかく高温多湿。ムシムシとした湿気でも快適に過ごせて、冷房からの冷えや、強烈な紫外線からも肌を守れるボトムスといえば、やっぱりワイドパンツは外せない!
ですが、一歩間違えるとずるずるとだらしなく見えたり、気が抜けて見えることも……。大人がワイドパンツをはく時は「おしゃれ感」も同じくらい重要です。今回は涼し気なワイドパンツの選び方と、おしゃれ感もキープできるコーデの5つのコツについてお伝えします。
夏のワイドパンツは通気性ときれいめ感が大事
まず、ワイドパンツを選ぶ時には、通気性のある素材を選ぶのが大事。真夏だと素材はコットンやリネンなどナチュラルな素材が一番涼しいです。
NGなのは、風を通さないポリエステルやナイロンなどの素材。表面上は涼しそうなワイドパンツでも、透け防止にポリエステル素材の裏地が付いていたりすると、暑い時に汗で裏地が張り付いてしまうので、涼しいどころか逆に暑く、はき心地も不快……とマイナスに作用してしまいます。
また、自宅で簡単に洗濯機で洗えるものなら、汗をかいてもすぐお手入れができ、常に快適に着られるので重宝します。
またコーデとしては、アラフォー女性の場合はだらしなくならないよう、メリハリをつけてどこかきれいめに着るのがおすすめ。
全身ゆったりしたサイズだったり、足元もバッグもカジュアルな小物でまとめたりすると、どこかルーズに見えたり、手抜きに見えたりすることもあるので要注意です。
次から、簡単ですぐ取り入れられる着こなしのコツを5点、お伝えしていきます。
1. 安定感のあるヒールを取り入れてスタイルアップ
ヒールはご無沙汰……というアラフォー女性も多いかもしれませんが、今はプチプラサンダルでも種類が豊富。特に写真のように、指の下がベルトのような、シンプルな「バーサンダル」もトレンドで、たくさん出ています。
ヒールが太く、足首をストラップで固定するタイプのデザインなら、しっかりホールドされていて安定感があるので、ヒールが久しぶりの方でも歩きやすいはず。ほかにもウェッジソールや、5cm以下のローヒールでも見映えがぐっとよくなります。
きれいめに見えて手っ取り早くスタイルアップするには、足元を変えると早く、効果も抜群です。
2. ほどよいジャストサイズでまとめて脱ルーズ
ワイドパンツでも袴のように裾が広がるものや、引きずるようなフルレングスではなく、アンクル丈でほどよい太さのものなら、どんなコーデにも合わせやすくて便利です。
今年はベージュもトレンド色ですが、中でも濃いベージュがボトムス向き。トップスが白でも黒でもおしゃれにまとまるので、シンプルコーデがお好きな方にもぴったり。
大きくて存在感のあるようなトートバッグよりも、斜め掛けできるようなショルダーバッグを合わせると目線が上に行くのでバランスがよく、短め丈のパンツとも相性◎です。
3. リボンベルトならお腹を目立たせずスタイルアップ
腰の位置が高めのハイウエストワイドパンツは、脚長効果が抜群。しかもウエストがリボンベルトになっているものが特におすすめ。
リボン結びをすることで、デザイン上ウエストまわりにギャザーが入るので、気になるお腹まわりも自然にカバーすることができます。ウエストにタックが入っているものも多いので、太ももやヒップまわりもぴったりせず、ゆとりがうまれます。ラインが出ないのも嬉しいポイントですね。
4. 白系ワイドのきれいめコーデなら涼し気&おしゃれに
白系のカラーはワイドパンツの中でも涼しく見え、清潔感もあるのできれいめにまとめやすいアイテム。トップスやシューズなど合わせるアイテムがシンプルでもフェミニンなコーデが作りやすいので、大人の女性におすすめです。
少し温かみのあるオフホワイトや、アイスグレーのようなクールな色味も使いやすく、はきまわしがききます。
5. こなれた色使いでおしゃれ感を演出
ワイドパンツは特徴的なデザインで、シルエットを変えるのは難しかったりするので、色使いで差をつけるのも手です。
例えば常に人気のカーキ系のパンツには、何気なく白いトップスを合わせがちですが、あえてブラウンなど少しトーンのずれたカラーを合わせると、奥行きが出ておしゃれっぽく見える効果が。
小物類は黒、または白で統一すればすっきり見えるので、どんな配色のコーデにも応用できます。
はいていて涼しいワイドパンツをうまく利用して、夏の暑さを乗り切ってくださいね!