プロ野球のもう一つの魅力、応援歌とは?



2019年のプロ野球が開幕して、早くも1ヵ月が経過。過ごしやすい気候になったことで現地観戦するのが心地いい季節になってきました。

観戦時に欠かせないのが、日本独自の文化である選手たちの応援歌。主に打者が打席に入った際に応援するためにファンが歌うもので、応援団の方たちが吹くトランペットに合わせて歌ったり、前奏と呼ばれるコールでムードを盛り上げたり、ファン同士が一体化します。

最近ではその歌詞やパフォーマンスも選手に合わせて多種多様に。主に選手のプレースタイルに合わせて作られていますが、そこに使われている歌詞は似たようなフレーズが多くみられます。そこで、どのフレーズが最も使われているか、調べてみました。
 

二遊間を守る選手たちの定番フレーズを発見!? 1位は…?

調べてみたのは12球団の各現役選手たちの応援歌で、公式に使用されているもの。ホームランやヒットなどの野球用語は当たり前すぎるので除き、さらに前奏や2番なども除いた中で抽出してトップ5を出してみました。

第5位 「魅せろ(魅せてくれ・魅せ)」24選手
まずは定番中の定番フレーズが順当にランクイン。源田壮亮(西武)の「今ここで魅せろ源田の力」や鳥谷敬(阪神)の「鋭いスイング魅せてくれ」など、主に堅実な守備が求められる二遊間を守る選手に多く使われている印象でした。

ちなみに高卒の新人選手としては異例中の異例である根尾昴(中日)の応援歌にも。主にショートを守る選手だけに、やはり二遊間の選手御用達のフレーズと言えるでしょう。

第4位 「燃える(燃えろ・燃やせ)」25選手
現在絶好調の坂本勇人(巨人)のようにシンプルに「燃えろ」が使われることもありますが、どちらかというと大和(DeNA)などの「闘志燃やせ」や松田宣浩(ソフトバンク)の「期待に応えて燃えてやれ」といったフレーズになることの方が比較的多いです。他にも、松田のように闘志むき出しのプレースタイルの選手に多く使われています。

第2位タイ 「夢」/「輝く(輝け・輝き)」26選手
2位には2つのフレーズがランクイン。まず「夢」は岡本和真(巨人)の「夢あふれるフィールド」や山田哲人(ヤクルト)の「打球は遥かな夢へと続く」など様々なフレーズで使われています。

選手自らの夢を歌ったものもあれば、「ファンの夢を乗せて打て」というニュアンスのものもあり、使用されている選手たちの顔ぶれを見るといずれもチームの中心選手たちばかり。もしかしたら期待された選手でないと使用されないフレーズと言えるかもしれません。

そしてタイで並んでいた「輝く(輝け・輝き)」。こちらは柳田悠岐(ソフトバンク)の「輝け柳田」が代表的ですが、吉川尚輝(巨人)のように名前に「輝」の字が入った選手に多く使われる傾向があります。

ちなみにランキング外ですが、鈴木誠也(広島)や大山悠輔(阪神)らも名前にかけたフレーズが見られました。

第1位 「勝利」48選手
そんな「夢」を振り切って堂々の1位に君臨したのが「勝利」。原辰徳(巨人)や小川淳司(ヤクルト)の監督たちの応援歌でも使用されることはもちろんですが、普段は打席に入らない投手たちにも使いやすいフレーズということで票を大きく伸ばしました。

中でも印象的だったのが支配下登録選手全員に応援歌が付いているソフトバンク。武田翔太をはじめ、応援歌に「勝利」の歌詞が入った選手は11人を数え、その使いやすさを表しています。
 

応援歌を調べると、プロ野球がもっと楽しくなる!

いかがでしょうか? 贔屓にしているチームの応援歌しか知らないというファンの方も多いと思いますが、改めて見てみると球団ごとのカラーが出ていて興味深いものがあります。

ちなみに応援歌の歌詞は各球団のHP等で見ることができるので、観戦前に覚えてから行くとより楽しくプロ野球が見られるかもしれませんよ。