この春トレンドのベージュを着る時に避けたいNG例とは
ベージュは、この春の一大トレンドカラー。洋服、小物問わず人気があり、全身ベージュのワントーンコーデも流行るほど旬のカラーです。ですが、残念ながら一歩間違えると肌のくすみが目立ったり、老け見えしてしまうことも……。
特に気を付けたいのは顔映りに関わるトップスやアウター。他にもコーデの組み方など、大人がベージュを着る時に気を付けたいNG例について、お伝えします。
1. 顔映りはOK? 「今、似合うベージュ」を選び抜いて
20代の時から着ているベージュアイテムを今着てみると、どこか違和感を感じたり、イマイチ映えない……。それは色のトーンが若い頃向けで、今の雰囲気には似合わなくなってしまったことが原因かも。
ベージュはハマると柔らかく上品な雰囲気で、とっても素敵に見えるカラー。ですがその反面、肌のくすみを際立たせてしまったり、血色を悪く見せてしまうこともあり、肌色に近い分ごまかしがきかないカラーです。
これは、「高いもの」や「人気ブランドのアイテム」なら万人に似合う、というような簡単な対処法はなく、個人それぞれに似合う色を地道に見ていくしかありません。
普段から肌のくすみが気になっているという方は、イエロー寄りの生成りベージュを着るとくすみ感を余計目立たせてしまうことも。少し赤味のあるピンクベージュの方が肌との境目がわかりやすく、顔映りがよい場合もあります。
室内の蛍光灯だけでなく、窓際の自然光で顔映りをチェックしてみると、より似合うトーンを選び出せるはず。数色のベージュを顔に当ててみて、周りの人に見た時の印象などを聞きながら選ぶのも効果アリ。妥協せず今の自分にフィットするベージュを見つけてくださいね!
2. 安っぽいプチプラベージュアイテムは避けるべし
プチプラのベージュアイテムの中には生地感によって安っぽく見えるものも。また縫い目やパーツなど細部が目立ちやすいものもあります。大人の女性がプチプラでベージュを購入する際は「高見えするもの」を選ぶのがコツ。
ベージュの生地に対して糸が白い、ミシン目が粗いなど縫製が悪目立ちしていないかを、隅々までチェックしてみてください。
ジップやボタンなどゴールドやシルバーのパーツが使われている場合は、ピカピカしていると目立ち、若い子向けの印象に。できればマットであまり主張のないものを選ぶのが無難です。
本革でもよく見るベージュは高いか安いかがわかりやすい色。合皮のバッグやシューズでテカリ感が強かったり、どことなく頼りない作りのものは、素材の差を感じさせ安っぽく見えるのでNGです。
3. 汚れが付きやすいので定期的にチェック
実はベージュは汚れが目立ちやすいカラー。コーヒーのシミや、ペンを落としてしまったなど、腹部周辺は目につくのでまだわかりやすいですが、トップスなら袖口、アウターやボトムスは背面や裾、バッグでは底の角やハンドルの手が触れる部分などは見落としがち。
長め丈のアウターはアラフォー女性の愛用率が高いアイテムですが、かがんだ時に裾を引きずったり、椅子に座る時にアウターを挟んで腰かけてしまったり、車のドアに挟んでしまったり……裾や背面など、自分では気づきにくい箇所が汚れやすいです。
こまめに気を付けていれば早めの対処もできるので、普段から汚れていないかどうか、短いサイクルでチェックしていくことが大切です。
4. のっぺり見えないよう素材やコーデで工夫を
ベージュでおしゃれにまとめたはずが、のっぺりと間延びして見えるのもよくある失敗例です。これには異素材のミックスコーデなどが効きますが、これからの暑くなる時期は、重ね着でメリハリを付けるのが難しいことも。
この場合、小物をうまく使うと、ベージュコーデにメリハリをプラスできます。大人コーデに相性がいいのは、目立ちすぎないメタリックやマットなゴールド&シルバー、クリアな素材など。カゴバッグに使われるようなナチュラルな素材を合わせるのもおすすめです。
また、パキッとした白または黒を挟むと、シルエットが引き締まりスタイリッシュに見えることも。迷った時は参考にしてみてくださいね!
以上「40代女性がトレンドの「ベージュ」を着る時に気を付けたいNG例4つ」でした。