カーキ×ベージュ×ブラウンのアースカラーでこなれ感アップ
アラフォー世代になると、いかにも派手なファッションはハードルが高いし、かといって地味だと老けて見える……と、コーデの配色を難しく感じる方が増えているようです。
そんな方に、私がおすすめしたいのがカーキ、ベージュ、ブラウンの3色。アースカラーとも呼ばれるこの色合いは、大人でも着やすく、着るだけでもオシャレ見えする、使い勝手のいいカラーなんです。詳しくお伝えしていきます!
カーキ、ベージュ、ブラウンは組み合わせが自由自在
カーキ、ベージュ、ブラウンは、もともと自然界に存在している色。見た目にも馴染みがよく、どう着たとしても「重い」「派手」などアラフォーが避けたい「やりすぎた感じ」にならないのが嬉しいポイント。
それでいて、パリなどの海外スナップでは常連の、時代を問わず愛されているカラーでもあります。このさりげない感じが、今のトレンドであるこなれたエフォートレスな雰囲気にもぴったり。
この3色はそれだけで合わせてもステキですし、白、黒、グレーなどの無彩色にも、さらには明るめカラーにも合い、実用性も抜群です!
カーキなら甘く着るのもスッキリ着るのも自由自在
カーキはカジュアルに強いカラー。甘い、辛口問わずどんなテイストのコーデにもハマります。少し落ち着いた雰囲気をプラスしてくれるのが、
青みの強いカーキには、白を合わせるとクリーンでスッキリした着こなしに。白の清潔感はそのままキープしつつ、普通にデニムを合わせるよりカーキのパンツにすることで、こなれた感じにまとまります。どことなく春っぽさもあり、この時期におすすめの配色です。
白のレースアイテムはいくつになっても着たい、甘めアイテム。ですが甘さが強いと、くどくなってしまい老け見えすることも……。
でもここに長め丈のカーキのアウターがあれば、白レースのワンピースの甘さを抑えてスッキリ見せてくれます。カーキの羽織りものはカジュアルコーデに万能に着まわせるので、一着持っておくとずっと使えます。
青みの強いカーキパンツのトップスにはグレーも◎。小物をブラックでつないでも、馴染みよくまとまります。これが黒のニットになると、メンズの雰囲気が強くなり、少々重たい雰囲気に。また、グレーのニットにデニムでももちろん合いますが、ごく普通の印象なので、カーキパンツの方が断然オシャレ。やっぱりカーキの威力は大きいです。
黄味が強いカーキにも、白、グレーはよく合います。雰囲気は少し異なりますが、どんなカーキも使えることに変わりないので、トーンで悩まないでいいのも便利。色で迷ったらカーキを選べば間違いない、と言えそうです。
足元にスニーカーを持ってくる場合も、重宝! デニムにスニーカーだと、アラフォー世代ではバランスなど色々と注意が必要ですが、カジュアル感を抑えてくれるカーキのパンツなら、合わせやすいと思います。
ベージュ〜ブラウンのグラデーションは買って損なし
ベージュからブラウンまでのグラデーションの中に存在するカラーは、どれを買っても使えます。今はオフホワイトなど白っぽさを少し足してまとめる「エクリュコーデ」もトレンド。
ベージュやグレージュをメインにワントーンでまとめれば、今っぽい大人カジュアルコーデのできあがり。色の効果でスニーカーでも子供っぽく見えない点も◎です。
ブラウンは秋だけの色ではなく、冬から春にかけてのこの時期にもまだまだ活躍させられるカラー。白を足せばスッキリとして見え、爽やかな雰囲気に。黒×白だとコントラストがきつく、強いイメージですが、ブラウン×白なら程よく女性らしさも残るコーデにまとまります。
また、このコーデのブラウンの部分をカーキやベージュに変えたり、このコーデ配色にさらにカーキやベージュをプラスしてもステキ。どう合わせてもオシャレなコーデが完成するのがアースカラーのメリットです。
「モカ」とも呼ばれる、ベージュとブラウンの間のような色も、カジュアルコーデで効果を発揮してくれるカラー。「こなれたオシャレな感じが出る」と、今年スウェットやパーカーでも多く取り入れられています。レギンスやスニーカーなどカジュアル度の強いアイテムに合わせても大人に見えるのがメリット。「白、黒、グレーが使いやすいかな」と感じるアイテムでも、こんなカラバリもあるならぜひ今季、トライしてほしいです。
何を買ったらいいかわからない……あまり考えずに、着るだけでオシャレにまとまるアイテムが欲しい、という時はカーキ、ベージュ、ブラウンなら間違いなし! ぜひトライしてみて下さいね。以上「着るだけでオシャレ!カーキ×ベージュ×ブラウンで作る大人カジュアルコーデ」でした。