いつか家族愛に変わるなら、選ぶべき結婚相手は

結婚元サッカー選手日本代表の丸山桂里奈さん(35歳)が、自身のSNSで突然、「結婚ってするべきものなの?」「何が決め手になるのかな」と問いかけて話題になっている。確かに、結婚はするべきものなのか、何が決め手になるのか、妙齢の独身女性にとっては気になるところだろう。

結婚はするべきもの? 何が決め手?

元サッカー選手日本代表の丸山桂里奈さん(35歳)が、自身のSNSで突然、「結婚ってするべきものなの?」「何が決め手になるのかな」と問いかけて話題になっている。確かに、結婚はするべきものなのか、何が決め手になるのか、妙齢の独身女性にとっては気になるところだろう。

 

「するべきもの」ではないけれど

晩婚化が進み、生涯独身率も高まっているのは、結婚を「するべきもの」だとしない人が増えているからだ。ただ、誰の心の中にも、「結婚して子どもをもつのが"普通"ではないだろうか」という幻想にも似た思い込みがあるのではないだろうか。

「私もアラフォー独身。職場には同じ立場だったり再独身の女性たちがいるので、ふだんはあまり気になりませんが、先日、かつて通っていた私立の中高一貫女子校の同窓会に出たら、さすがにアラフォー独身が少なくてビビりました(笑)。巷ではお嬢様学校と言われているところなので、みんないいお家の奥様という感じ。道を誤ったかなあとも思いましたね。彼女たちに言わせると、『女はいい結婚をすることに価値がある。当然、するべきよ』とのことでした。その考え方にもビビりましたけど」

ミヤコさん(38歳)は苦笑しながらそう言った。女性たちの中にも一部、そういう考え方は今もあるようだ。

30代後半になると女性たちの生き方は多岐に分かれる。結婚、離婚、出産、仕事を巡って女性たちの選択肢は幅広くなっているから。

「だからこそ何を選べばいいのか、私も迷うんですよね。女は結婚するべきものだと確固たる意志があれば、適当な時期につきあっていた人と結婚したかもしれない。でもするべきだと思わなかったので先送りして、結局、その彼とは別れて。別れたことに後悔はないけど、あのまま結婚していたらどうなっていたかなと思うことはあります。だからといって、今、どうしても結婚したいというわけでもないし。いったい、どうしたいのよとよく友人に言われるんですが、わからないというのが正直なところ。わからないままだとあっという間に50歳になっちゃうよと、これは母によく言われています」

現状に特に不満はない。だからこそ、「よりよい」選択をする自信がないのだという。現状にプラスで何かを選択した場合、それがよくない選択だったら、生活も精神状態も今より悪化する恐れがあるのはわかっているから。

「もし結婚した相手の会社がすぐ倒産したら、すぐに生活が苦しくなるでしょ。だったら今のままのほうがいい。そんなふうに考えてしまうんですよね」

それをも凌駕するほどの相手に出会っていないとも言えるとミヤコさんは笑った。


 

決め手は、「一緒にいて楽なこと」

恋愛の情熱は長続きしない。結婚したら、その恋愛は穏やかな家族愛へと変わっていくのが一般的だ。

「だとしたら、最初から惚れたはれたみたいな情熱で一緒になるより、自分が穏やかでいられる相手を見つけたほうがいい。私はそう思って今の夫を選びました」

そう言うのはフユミさん(42歳)だ。7年前に結婚、5歳になる長女がいる。ふたつ年下の夫は、いつも穏やかで声を荒げない人。

「私はせっかちで、彼はおっとり。ときどきイライラしますけど、夫の穏やかさに救われることのほうが多い。人それぞれ決め手は違うと思いますけど、友人たちを見ても、自分の性格をわかった上で、それをカバーしてくれるような相手を選んだほうがうまくいくような気がします」

何人かに「決め手」を聞いてみたが、いずれも「結局は一緒にいてラクな人」「一緒にいることで、自分がより自分らしくいられること」に集約される。

「私は、ひとりとひとりが一緒になってふたりになる以上、お互いに補強しあえるカップルでいたいというのが理想です。そういうことを気負って言うと、夫は『家族って、まあまあ、ゆるゆると楽しくやっていければいいんじゃないの?』と。夫の向上心のなさにはときどきいらつきますが、家庭はあんまりキリキリしないほうがいいなと今は思っています。完璧を求めても無理だし」

100パーセントの幸せも100パーセントの満足も求めない。そう思えば、おのずと「決め手」は決まってくるのかもしれない。

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