Jリーガーと新競技に挑戦!


先日栃木県で、サッカーボールを使ったあるスポーツに挑戦し、若手芸人である筆者が、7人中2位をとった。

メンバーは現役Jリーガー3人に代表経験もある女子プロサッカー選手1人、学生時代サッカー強豪校でプレーしていた一般人2人。このプロ選手やかなりのキャリアを持つ面々を相手に、小学校の豊島区選抜がキャリアのピークだったカカロニ菅谷(筆者)が善戦したのだ。

そのスポーツとは、「フットゴルフ」。2000年代後半に誕生した、ゴルフ場でサッカーボールを蹴って行うゴルフのことだ。近年は日本でもプレーできる場所が増えており、元サッカー選手の堀之内聖選手らが日本代表としてプレーしている。今回は、先日の経験を交えて、“プロに勝てる可能性”を紐解いていこう。
 

スキルがものをいうリカバリーショット

サッカーに近いキック技術が問われるのはリカバリーショット。木を避けながらカーブや浮き球を駆使してグリーンを目指すため、サッカーで培われたパス制度が問われる。狭い木の間を通す上で、「左右両足を使える」というのも重要な要素だ。
 

やっぱりすごかった!プロのティーショット

ゴルフ同様最初のショットが重要なフットゴルフ。広いフェアウェイにボールを乗せることなど楽にこなしそうだが、飛距離を出そうとすると意外にも難しい。第1ホールでは全員がボールをラフ(フェアウェイやグリーン周りの芝が長く伸びた部分)に放り込んだ。

抜群のキック精度を誇り、“山口のピルロ”の異名を誇る、レノファ山口のゲームメーカー三幸秀稔選手ですら試合で見たことのないキックミスをするのだから奥が深い。

徐々にコツをつかみだすとキックの質で格の違いを見せつけるプロ軍団。コースによってインスイング、アウトスイングと繊細な回転をかける三幸選手、ゴールキックさながらの飛距離を出す京都サンガFCのGK加藤順大選手、唯一の左利きで鋭い弾道のボールを蹴りこむラインメール青森のサイドバック野田紘史選手、唯一の女性ながら池越えのティーショットも強気で蹴り込む坂本理保選手……圧巻だった。

ただ、プロ選手の蹴るきれいなバックスピンのかかったボールはワンバウンド目でブレーキがかかってしまい飛距離が出ない。対してサッカーだったら失笑もののダフリを見せる筆者のキックは、ワンバウンド目が伸び、最終的には大差はつかなかった。偶然の産物ではあるが、よく転がるフットゴルフ用の蹴り方を身につければプロ選手にも対抗できるのだ。

パターこそがプロに勝つ道

ゴルフ同様重要なのがパター。ゴール付近で止まるような弱いボールを転がすというサッカーでは使わないテクニックはプロ、アマ問わず悪戦苦闘した。印象的なのはゴルフ経験者も苦戦していたこと。ゴルフと同じ感覚で芝目を読むと、ボールの大きさが違う分、芝目を読み過ぎてしまうのだ。

あえて芝目をほとんど読まずにまっすぐ転がす、というコツを誰にも言わずに1人で意識していた筆者はこのパターで大きく巻き返すことができた。
 

Jリーガーに勝てるかも?

18ホールをラウンドし、筆者は+2。2位の成績で、1位はなんと車屋さんで働く一般男性だった。

プロ選手があらゆる種類のキックで我々をうならせる中、コツコツとインサイドの面白みのないキックを重ねたアマチュアの勝利だった。「冒険しない方が最後に勝つ」というのはゴルフ同様かもしれない。

やり方次第ではJリーガーとも戦える奥深さがあるフットゴルフ。3500円とリーズナブルな値段で18ラウンド楽しめるので是非一度やってみては?