1月に気を付けたい、NGコーデとは
寒さが一段と厳しくなる一方で、冬コーデがマンネリ化しがちな1月。そんな時期だからこそのNGポイントを考えてみました。詳しくお伝えしていきますね。
姿勢が悪くなってしまうほど寒々しいかっこうは避けて
まず、1月に限らず、冬によくあるNG例とも言えるのが、寒さで姿勢が悪くなってしまうこと! 細く見せたい、着ぶくれを避けたいという気持ちもよく分かります。でも寒さのあまり姿勢が悪くなってしまうようでは、せっかくのオシャレがもったいない。ましてや風邪をひいてしまうようなことがあっては言語道断!
もちろん寒さへの耐性は人ぞれぞれです。自分の体調とも相談しながら、過度な薄着にならないように注意してください。
そもそも本人に無理がなくても、温かみのない薄手ニット、編み目がざっくりしていて風を通してしまいそうなニットに、生地の薄いトレンチコート、足首が出る丈のパンツ、素足や肌色の薄いストッキングにパンプス、などの組み合わせは寒々しく映ります。
さらに全体が黒やグレーのモノトーンだと、血色感も無く、暗いイメージになりがちで、老け見えの原因になることも……。
どうしても薄着がしたいシーンであれば、インナーを変える、重ねる、特に下半身を温める、風を通さないアイテムを上手く取り入れてみるなど工夫をしてみてください。
冬の黒や紺アイテムの色褪せに気を付けて
何年も愛用している黒や紺のアイテム、気づけば色褪せしていませんか? 特にスウェット素材やコットンニット、パンツなど、洗える素材のものは要注意。暗い色合いの洋服は普段着ているだけでも、日光に当たるなどで色が褪せていきます。
この色褪せは、室内で見るより自然光の下で見たときに目立ち、着古したような印象を与えることもあります。ソックスやタイツなどの小物も含めて、一度手持ちのアイテムをチェックしてみることをおすすめします。
洋服より傷むのが早いタイツは消耗品と割り切って
アイテムとしては脇役的存在のタイツ。ですが体重もかかり、はく度に伸び縮みさせているので、実はかなり傷みやすいアイテムなんです。そして小物でありながらも、状態が悪くなると意外に人目につくアイテムでもあります。
穴は開いていなくても、表面が劣化してきて毛羽立ったり、少しでも毛玉ができていると、途端に生活感が出てしまいます。また、はきこんでいくうちにつま先が伸びたり、型崩れしてゆるんでくることも。そうなると、はき心地もあまりよくないですし、靴を脱いだ時に気まずい思いをする羽目に……。
まだまだはける!という気持ちも分かりますが、タイツは消耗品と割り切って、定期的にチェックしてみて下さい。
ヒートテックなどインナーのはみ出しに注意
冬はインナーを着る方がほとんどだと思いますが、このインナーが首元や袖口、ウエストから見えてしまっている、または色が透けてしまっている方をたまに見かけます。白など淡いニットの下にネイビーや黒の長袖インナーを着ている場合は、特に背中のラインなどが透けやすく、目立ってしまうこともあります。
Vネックのニットから丸首のインナーが覗いてしまったり、少し袖が短めのニットの手首からインナーが出ているというのは小さい面積ですが人目に付きます。なるべくインナーとトップスの色を同系色にしたり、首もとの開いたニットのインナーには大きく開いたUネックをあわせるなど、大人の女性としては少々面倒でも、インナーがはみ出さないよう気を配りたいものです。
黒、グレー、茶、紺などベーシック色がごちゃ混ぜに
マフラーや手袋、バッグ、靴下やタイツまで、身に着けるアイテム数がぐっと増える冬。購入時には何にでも合うように黒、グレー、茶、紺などのベーシック色を選ぶ方が多いと思います。
しかしたとえベーシックな色でも、靴は黒、手袋やマフラーは紺、バッグは茶色などコーデの中にバラバラと散らばると、まとまりがなく野暮ったくなりがち。今は特にワントーンコーデがトレンドなので、同系色か、2色程度に絞る方がスッキリして見え、オシャレ感もアップするのでおすすめです。
今回あげたポイントは、一見些細なことのようにも感じますが、この些細なことに気を付けるだけで、コーデはぐっとまとまって見えるはず。ぜひチェックしてみて下さいね! 以上「やってはいけない! 街で見かけた1月のNGコーデ」でした。