男と女、パートナーの浮気に寛容なのはどっち?

夫の浮気はバレやすいが、妻の浮気はバレにくい。なぜなら、妻は夫の持ち物に触れる機会も多いし、「何かヘン」というカンも働きやすいが、夫は結婚生活が長くなれば基本的に妻にそれほど深い関心を抱かないからだ――。

配偶者の浮気についての見解の相違

夫の浮気はバレやすいが、妻の浮気はバレにくい。なぜなら、妻は夫の持ち物に触れる機会も多いし、「何かヘン」というカンも働きやすいが、夫は結婚生活が長くなれば基本的に妻にそれほど深い関心を抱かない。

しかも日常的に妻の持ち物に触れる機会もない。それに、夫というものは、「ウチの妻に限って浮気などするはずがない」と思い込んでいるのだ。それが信頼感からなのか、妻を女として見下しているのかは定かではないが。

夫の浮気を疑ったとき

浮気を疑ったときの反応も、妻と夫とでは大きく違う。妻は「見て見ぬふり」はできない。積極的に浮気の証拠を見つけようとする女性も多い。積極的にではないとしても、何か証拠があるのではないかと自然と探ってしまうこともある。

「私はアヤシイと思ったとき、夫の手帳、財布、スマホなどすべてを調べました。結果、まったくうちとは縁のない場所のコンビニのレシートが出てきました。しかもスイーツとか花とか、家には持ち帰ってないものを買っている。女に決まってるじゃないですか。レシートつきつけてとっちめてやりました」

ヨシエさん(46歳)は、半年前のできごとを怒りながら話してくれた。外での食事ではなく、おそらく彼女の部屋へ行ったのだろうと想像させるレシートが、妻の怒りに火をつけた。

「夫は部下が病欠したから心配になって行ってみた。男だよと言い張って、認めてはいないんですけどね。年賀状などを調べてみたら、そこのコンビニの近くに部下の女性が住んでいることがわかった。さらにとっちめたら、とうとう泣いて土下座です」

真実を知りたい。自分を蚊帳の外に置かれたくない。女性はそんな意識が働くのだろうか。

妻の浮気を疑ったとき

一方、男性が妻の浮気を疑ったときは、どういう反応をするのだろうか。そんな質問を男性たちにぶつけてみたのだが、ほとんどの男性が「反応しない」という返事。そもそも疑わないのだから反応のしようもないのだろう。

最近、妻の帰りがやたらと遅いというコウイチさん(49歳)。共働きで子育てをおこなってきたが、そのひとり息子も大学生になった。

「特に金曜の夜なんて外泊することもあるんですよ。本人は『昔の友だちとカラオケで徹夜しちゃった』とか『友だちの家で飲み明かした』なんて言ってますが、もともとそんなにお酒を飲むほうでもないし。僕の友人たちは、それは浮気じゃないかと心配してくれますが、まあ、妻も大人ですからね、疑ってもしかたがないと思っています」

疑ってもしかたがないというよりは、疑いたくないという心境なのかもしれない。もし本当に浮気していたらどうするのだろうか。

「どうするもこうするも……。どうしようもないですよね。彼女がそれでも僕と一緒に暮らすならいいし、好きになった男と一緒になるというなら、それも止めようがありません」

どうしても彼女を繋ぎ止めておきたいという気持ちより、妻にも自由があると容認しているような口ぶりだ。

「実際、もし彼女に好きな人ができて、今までの家庭生活を捨ててもいいと思うなら、それは僕がどうこうできることじゃないです。もちろん別れたくはないけれど」

男性は、自分の感情が先走りそうになるとき、ふっと踏みとどまって客観的にものごとを見る癖がついているのだろうか。他の男性たちに聞いても、同じように「力ずくでとめられるものでもない」「いくら夫婦でも妻の自由を阻害はできない」などと冷静な意見が多かった。

裏を返せば、「妻は自分を見捨てないはず」という期待があるのかもしれない。ただ、こうやって妻の自由を認めようとする夫たちは、おそらく妻に捨てられることはないのではないだろうか。

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