実は10月、"卒婚"していた元貴乃花親方と河野景子氏

元貴乃花親方と河野景子さんが10月に離婚していたことが26日、わかった。ふたりは1995年5月に結婚、その年9月には長男が誕生(靴職人・花田優一氏)、その後二女にも恵まれている。23年半にわたる結婚生活をなぜ解消したのか。元貴乃花親方は、「夫婦を卒業する"卒婚"です。(景子さんには)自分の道を行ってほしいということ」とスポーツ紙の取材に答えている。

事実上、自宅と稽古場で長い間、別居状態だったとも言われているし、河野さんは2016年2月には自身の事業も立ち上げ、美容品のプロデュースや販売、元アナウンサーの資質を活かして「ことばのアカデミー」として講演やレッスンをおこなう活動もしている。

子どもたちを育てあげたこと、部屋を閉鎖したことなど、いろいろな「節目」が夫婦の間をも見直すきっかけとなったのだろうか。

結婚当時、「何があってもふたり一緒に乗り越える」と言っていたふたりだが、年月はその気持ちを変えていった。
 

結婚生活を解消したい

子どもが巣立つと、夫婦はふたりきりになる。また新婚に戻れたと思うか、この先ふたりだけでは間が保てないと焦るか。多くはこのふたつに分かれるようだ。そして後者が圧倒的多数かもしれない。

「私も子どもが大きくなったら離婚を視野にいれています。そのために職場復帰もしました」

きっぱりそう言うのは、ユミコさん(48歳)だ。現在、結婚16年。15歳と12歳の子がいる。離婚は早ければ6年後、遅くとも10年後を予測している。

「下の子の状況によりますね。高校を出て、どこか遠方の大学にでも行くとか留学するとか、あるいは働くとかいうならもうその時点で離婚したい。でもまだ同居するなら先延ばししてもいいかな、と」

夫が嫌いなわけではない。だが「好きなわけでもない(笑)」。結婚するときにはわからなかったが、日常生活と子育てを通じて、お互いの価値観の違いが浮き彫りになってきたという。

「価値観なんて違って当たり前ですが、お互いに譲らないところがあるんでしょうね。私は子どもに甘すぎる夫にいらいらするけど、夫は私が子どもに過干渉だと思ってる。休日の過ごし方、お金の使い方、すべてにおいて合わない。他人として見れば悪い人ではないけど、夫として見ると杜撰、適当、いいかげん(笑)。このまま一生、一緒にいると考えるとイライラしてきます」

おそらく夫側も、ユミコさんにイライラしているのではないだろうか。夫婦は合わせ鏡のようなものだから。
 

卒婚も悪くない

経済的なめどがたつなら、卒婚も悪くない。実際、自由になったわよと笑うのはミキさん(53歳)だ。ひとり娘が就職した今年春から、家族は3人バラバラに暮らしている。

「家を売って財産分与もして。夫に年金が入るようになったら、それも分けてもらうことになっています。めんどうなことばかりで大変だったけど、今はすっきりしました」

彼女は、もう誰もいなくなった実家に戻り、家をリフォームして生活している。賃貸住宅だったら家賃が大変で離婚はできなかったかもしれないが、住むところがあったので離婚に踏み切れたとも言う。

「夫は会社近くにアパートを借りたようです。ずっと精神的に夫に抑えつけられてきたような人生だったので、今は本当に自由。体が元気なうちに自由になれてよかった」

もちろん寂しいときもある。だが、ふたりでいても気持ちがつながらない寂しさより、ひとりの寂しさのほうがずっとマシ。そう言う彼女の笑顔に嘘はなさそうだ。