侍U18日本代表!注目選手から夏の甲子園100回大会を振り返る

金足農業が地元を盛り上げ、大阪桐蔭の2度目の春夏連覇で幕を閉じた夏の甲子園大会。興奮冷めやらぬまま、9月3日からは第12回 BFA U18アジア選手権が開催されます。日本代表のメンバーには甲子園を沸かせたスターたちが目白押し。その中でも注目選手を、甲子園での活躍を踏まえて紹介します。

高校球界のスターが勢揃いのドリームチームが結成!

甲子園を沸かせた球児がアジア選手権に挑む


記念すべき100回目と言うことで例年以上に盛り上がった今年の夏の甲子園大会。史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭をはじめ、印象に残る学校や選手がたくさん活躍しました。中でも秋田県代表の金足農業はエースの吉田輝星(こうせい)の熱投が実り、秋田県勢としては103年ぶりに決勝進出を果たすなど、その活躍は社会現象にまでなりました。

そんな甲子園大会後に始まる、U18アジア選手権。アジア野球連盟が主催する野球の国際大会で、各国の16歳~18歳の球児が戦います。日本では甲子園大会が終了した直後に行われるため、大会で活躍した各校の中心選手が選出されることがほとんど。今年のメンバーも、史上最多となる6度目の優勝も十分に考えられる強力な布陣となり、高校野球界のドリームチームが結成されました。

今年のメンバーは甲子園大会の決勝が行われた8月21日に発表されましたが、そのメンバーはまさに豪華絢爛。史上最多となる6度目の優勝も十分に考えられる強力な布陣となりました。

そんな今年のU18アジア選手権日本代表メンバーで、注目すべき選手をご紹介します。
 

U18アジア選手権日本代表その1:吉田輝星(投手・金足農業)

大阪桐蔭との決勝戦まで投げぬいた吉田輝星(写真:岡沢克郎/アフロ)​​​


今年の夏の甲子園大会で最大のスターとなったのであろう、金足農業の吉田選手。大会前は好投手の1人くらいの前評判でした。しかし大会が開幕すると、伸びのあるストレートと落ちるスライダーを武器にした投球で大活躍! 決勝の大阪桐蔭戦では連戦の疲れから打ち込まれてしまいましたが、秋田県代表校が103年ぶりに決勝に進出した原動力になり、今や社会現象まで巻き起こすほどの存在になりました。

投球ばかりが注目されがちの吉田ですが、3回戦の対横浜高校戦で本塁打を放つなど、その長打力は高校生離れしたもの。この大会でも投打の中心となるのは間違いないでしょう。
 

U18アジア選手権日本代表その2:根尾昂(内野手・大阪桐蔭)

今年の夏の甲子園で優勝の大本命とされていた大阪桐蔭。プロ注目選手が多数在籍するという豪華メンバーの中心にいたのが、ショートと投手の二刀流でプレーしていた根尾昂です。身長178センチ、体重78キロと決して大柄な選手ではありませんが、投手としては最速148キロのストレートを誇る本格派のピッチングを見せ、バットを持てば長打を連発。甲子園大会でも3本の本塁打をかっ飛ばしました。

ちなみに根尾は中学2年生のころにアルペンスキーのスラロームで日本一に輝き、世界大会に出場するなどの抜群の運動神経を誇り、さらに学業も優秀などの野球以外のエピソードも豊富。国際大会の舞台でもその一挙手一投足から目が離せません。
 

U18アジア選手権日本代表その3:藤原恭大(外野手・大阪桐蔭)

強打を誇った今年の大阪桐蔭打線で不動の4番を務めたのが藤原恭大。走攻守三拍子そろったプレースタイルは早くからプロのスカウトも注目していたほどでしたが、そのすごさが際立ったのが今夏の甲子園大会でした。

大会通算で打率.462というハイアベレージを記録する一方で準々決勝の浦和学院戦では2本塁打を放つなど、勝負強さも抜群。守備では自慢の強肩を生かしてセンターから鋭い送球を見せ、ランナーの進塁を許しません。

ちなみに吉田輝星はU18アジア選手権日本代表メンバーに選ばれた際、「(センターを守る)藤原選手と侍ポーズをしたい」とコメント。吉田の登板時のルーティーンでまさかのコラボがあるかもしれません。
 

U18アジア選手権日本代表その4:小園海斗(内野手・報徳学園)

今大会ナンバーワン内野手の座を根尾昂と争っていたのが小園海斗。50mのタイムが5秒8という抜群のスピードが武器で、県大会では1番打者としてチームを牽引し、報徳学園8年ぶりの甲子園大会出場の立役者となりました。

甲子園大会でも1回戦の聖光学院戦で大会体位記録となる1試合3二塁打を放ち、チャンスメーカーとしての実力を遺憾なく発揮。俊足を生かした守備はプロのスカウトたちも唸らせるほどで、大会中もファインプレーを連発していました。
 

U18アジア選手権日本代表その5:奥川恭伸(投手・星稜)

今回選出された18人のメンバーの中で唯一の高校2年生。中学時代に軟式野球の全国大会で優勝した実績を誇る選手で、今年の春のセンバツでも勝ち星を挙げています。

高校野球ファンにその名を知らしめたのは夏の甲子園1回戦目の藤蔭戦です。この試合で自己最速の150キロを記録するなど、本格派のピッチングを見せて8奪三振を記録。続く済美戦は4回までしか投げませんでしたが、それでも1失点に抑え込むなどその実力を存分にアピールしました。

来年の甲子園大会の主役になることはもとより、プロ注目の選手であることは確かなので早めにチェックしておくのもいいでしょう。


いかがでしたでしょうか? ここで挙げた選手以外にも高校球界のスターが揃ったU18アジア選手権日本代表メンバー。9月3日から始まる彼らの戦いに期待しましょう。

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    親を就活に巻き込むオヤカク、オヤオリ…“学校化”が進む企業に忍び寄る「毒ハラ」とは?

  • 「港区女子」というビジネスキャリア

    「港区女子=事業資金集め」という選択肢。昼は不動産営業、夜は港区ラウンジ嬢だった30代女性の現在

  • ヒナタカの雑食系映画論

    草なぎ剛主演映画『碁盤斬り』が最高傑作になった7つの理由。『孤狼の血』白石和彌監督との好相性

  • 世界を知れば日本が見える

    もはや「素晴らしいニッポン」は建前か。インバウンド急拡大の今、外国人に聞いた「日本の嫌いなところ」