先行予約分は既に完売! 注目度の高いボルボXC40

欧州カー・オブ・ザ・イヤー2018を受賞したボルボの新型コンパクトSUV「XC40」。2018年3月28日、日本でも一般発売が開始された。実は2018年1月から先行予約が開始されていたのだが、既に完売。注目度の高さが伺える。同日28日、ボルボスタジオ青山にてプレスカンファレンスが行われた。

ボルボスタジオ青山は、2017年10月17日にオープンしたばかり。世界で2店目となるボルボのコンセプトストアだ。ボルボの当初想定以上の来場者だという
ボルボスタジオ青山は、2017年10月17日にオープンしたばかり。世界で2店目となるボルボのコンセプトストアだ

2タイプのパワートレインを用意。価格は389万円から

XC40価格表。AWD=全輪駆動(4輪駆動)のこと

XC40には、2つのパワートレイン「T4」「T5」が用意された。エンジンは2つとも2リッターの4気筒直噴ターボエンジンなのだが、出力が異なっている。「T4」は出力と環境性能のバランスを重視、「T5」は出力がよりパワフルな設定。価格は税込みで「T4」搭載モデルは389万円から、「T5」搭載モデルは539万円からとなっている。ボルボは、将来的にコンパクトSUV市場が急拡大すると見ており、今回は同社初のコンパクトSUVとしてXC40を投入した形だ。

T4:Drive-E 2.0リッター4気筒直噴ターボガソリンエンジン
最高出力 kW(ps)/rpm = 140(190)/4700
最大トルク Nm(kgm)/rpm = 300(30.6)/1400~4000

T5:Drive-E 2.0リッター4気筒直噴ターボガソリンエンジン
最高出力 kW(ps)/rpm = 185(252)/5500
最大トルク Nm(kgm)/rpm = 350(35.7)/1800~4800

 

全モデルに安全・運転支援技術を標準装備。XC40が初搭載となる技術も

XC40、注目している人も多いのでは?

XC90やXC60とほぼ同等の、17種類(資料より)にも及ぶ先進安全・運転支援技術を全グレードに搭載し、安全のボルボが強調された。自動運転「レベル2」相当の「パイロット・アシスト機能」も搭載する。

ボルボ初搭載となるのは「オートブレーキ機能付きCTA(クロス・トラフィック・アラート)」。この機能は、頭から駐車している場合などに威力を発揮するシステムだ。駐車スペースから後退発進する際、接近してくる車両があればレーダーが検知し、ドライバーへ警告、必要に応じてオートブレーキを作動させるというもの。役に立つケースは多そうだ。

 

若さ・エキサイティングさを意識したデザイン。動物に例えると「イングリッシュ・ブルドッグ」

XC90は「エレガント」、XC60は「スポーティ・ダイナミック」、XC40は「若さ・エキサイティング」というイメージ

XC40は、XC90やXC60とは別の、新開発されたプラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を採用。現在は2種類のガソリンエンジンのみのラインナップだが、将来的に別のパワートレイン(EVやプラグインハイブリッド)の搭載も視野に入れているとのこと。

デザインは、好評だったXC90やXC60と同一のデザインを採用することはしなかったとのこと。XC90を「ライオン」とするなら、XC40は「イングリッシュ・ブルドッグ」をイメージしたという。確かに、エレガントで落ち着いたイメージのXC90と比べると、XC40はアクティブで犬のように見えてくる。

工夫を凝らした収納、ワイヤレス充電パッドを搭載するなど使いやすさにも気配り

ドアポケットはかなり広く使いやすい

収納もかなり工夫されていた。例えばドアポケットだが、従来スピーカーが搭載されている部分なのだがスピーカーを移動させることにより、大容量になったとのこと。ラゲッジスペースは、後部座席を倒してフラットにもできるし、様々なアレンジで荷物を収納することが可能。かなり便利そうだ。

SENSUS、9インチのディスプレイ

SENSUSと呼ばれる、ナビゲーションシステムを含むインフォテイメントシステムを搭載9インチのセンターディスプレイは赤外線方式タッチスクリーンなため、手袋を装着していても操作できるのだそう。情報は必要に応じて、メーターパネルにも表示される。AppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoにも対応している。ちなみに、このセンターディスプレイの下スペースには、Qi(チー)対応のワイヤレス充電パッドが内蔵されていた。スマートフォンの充電には便利だろう。

ワイヤレス充電パッドにはQiのマークが
ラゲッジスペースは広くて使いやすい

28日より発売が開始されるわけだが、納車には少し時間がかかる(第2四半期以降)とのこと。All Aboutでは、既に国沢氏が試乗インプレッション(T5搭載モデル)を執筆済み。走りの内容はそちらの記事をチェックしてほしい。