会場は「みなとエリア」「里山ガーデン」の2ヵ所
横浜が花と緑であふれる「ガーデンネックレス横浜2018」が2018年3月24日(土)から始まった。会場は、よこはま動物園ズーラシアに隣接する「里山ガーデン」とみなとみらい~山手などの「みなとエリア」。里山ガーデンは5月6日(日)まで、みなとエリアは6月3日(日)まで。
2017年に横浜市が開催した「第33回全国都市緑化よこはまフェア」には約600万人が訪れた。「ガーデンネックレス横浜」は、そのよこはまフェアを継承する事業として、新たに開催されている花と緑のイベント。イベントを通して、市民の花や緑を愛する心をつなぎ、横浜の自然環境を育む「ガーデンシティ横浜」の推進を目指す。
ガーデンシティ横浜の推進に向け、横浜の花と緑をPRするため、アンバサダーとして俳優の三上真史さん、マスコットキャラクター「ガーデンベア」が昨年の横浜フェアに続き、活躍する。
1万平方メートルの大花壇が見どころ「里山ガーデン」
里山ガーデンは横浜フェア開催時に整備された、よこはま動物園ズーラシアに隣接するエリア。「里山ガーデンフェスタ」と題し、5月6日まで大花壇を公開するほか、花と緑に親しむイベントを期間限定で開催する。
入場は無料で、公開時間は9:30~16:30。期間中無休。アクセスは相鉄線 鶴ヶ峰駅もしくは三ツ境駅、JR横浜線もしくは横浜市営地下鉄 中山駅からバスで約20分「よこはま動物園北門」下車(徒歩約2分)、鶴ヶ峰駅からバスで約20分「西ひかりが丘」バス停下車(徒歩約4分)。
まち回遊型の花見が楽しめる「みなとエリア」
みなとエリアでは、みなとみらい21地区から新港地区、関内、山下公園、山手地区を「花でつなぐ」まち回遊型の花見が楽しめる。3月下旬~港の春を告げるサクラを皮切りに、既存・新設の4つのチューリップガーデン(約26万本、100品種、4月~)と4つのローズガーデン(5000本、450品種、5月~)など、時季によって変化する花の見どころを散策できる。5月6日(日)まで。公共の公園等なので、いずれも入場料等はかからない。
【みなとエリアの主な見どころ】
- サクラ(みなとみらい21地区さくら通り、汽車道、運河パークなど)
- チューリップ(横浜公園、日本大通り、新港中央広場、山下公園)
- バラ(山下公園「未来のバラ園」、港の見える丘公園「イングリッシュローズの庭」「香りの庭」「バラとカスケードの庭」)
ガーデンベアをデザインした伊藤有壱(いとう ゆういち)さんは、里山ガーデンでのガーデンベアモニュメントお披露目式で次のように挨拶した。
「昨年は全国の緑化フェアということで、ガーデンベアがフラワーアフロをふわふわと揺らしながら『ガーデンネックレスを知ってください、来てください』と、がんばってくれました。惜しまれつつ終わりかなと思っておりましたが、このようなモニュメントを作っていただき、いつでも会える存在に育ってくれたことは(生みの親としては)感無量です。港の見える丘公園にもう1体いますので、会いに行ってください。モニュメントは昨年の姿なのですが、今年は、“みなとのブルー”を象徴した蝶ネクタイをプレゼントしました。横浜の皆さんからの気持ち、ということで。これからもガーデンベアとともに応援してまいりますので、ぜひ2つの会場に足を運んでください」(伊藤さん)
URL:ガーデンネックレス横浜2018
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