家族で、カップルで、一人でも楽しい蕎麦屋「じねんじょ庵」とは?

黒と木目調を基調としたシックで落ち着いた空間。カウンター席、テーブル席、大テーブル席がある(2018年2月28日撮影)
黒と木目調を基調としたシックで落ち着いた空間。カウンター席、テーブル席、大テーブル席がある(2018年2月28日撮影)

蕎麦屋のもつ「さびしい」イメージを「楽しい」に変える、をコンセプトにする「じねんじょ庵」が2018年3月1日(木)、横浜・青葉台にグランドオープン。楽しい蕎麦屋とはどのような店なのか……? 店主の宮崎憲吾さんは次のように話す。

打ち立ての蕎麦を持つ、店主の宮崎憲吾さん(2018年2月28日撮影)
打ち立ての蕎麦を持つ、店主の宮崎憲吾さん(2018年2月28日撮影)

「『じねんじょ庵』オープンの背景には、従来の蕎麦屋への疑問から始まりました。『なぜ蕎麦屋には、蕎麦しかないのだろう』『なぜ蕎麦屋は、食べたらすぐに帰ってしまうのだろう』『なぜ蕎麦屋は、デートに使われないのだろう』──そんな疑問から、わいわいと楽しめるメニューを揃えました。板蕎麦を囲んで食べる『囲み蕎麦』、自然薯を使った料理、色とりどりの野菜を豚肉で巻いた『野菜巻き串』を三大名物として提供しています。恋人同士で、ご家族で、グループで、もちろんお一人でも楽しいひとときを過ごしていただける『楽しい蕎麦屋』です」(宮崎さん)
 

11種類のつけ汁から好みで選べる「囲み蕎麦」

三大名物のひとつ「囲みそば」(2人前980円、3人前1380円、4人前1680円)。11種類のつけ汁から好みで選ぶことができる(画像提供:じねんじょ庵) ​
三大名物のひとつ「囲みそば」(2人前980円、3人前1380円、4人前1680円)。11種類のつけ汁から好みで選ぶことができる(画像提供:じねんじょ庵) ​

名物メニューのひとつ「囲み蕎麦」は、2名以上で盛り付けられた蕎麦を囲んで食べる。蕎麦は「細打ちの二八蕎麦」または「太打ちの田舎蕎麦」から選べる。つけ汁は、バラエティ豊かな11種類から、一人1種類が選べる。「人気があるのは、特製そばつゆと焙煎クルミだれ、おすすめは自然薯とろろだれです。つけ汁をシェアして、楽しくお召し上がりください」と、宮崎さん。蕎麦の風味を味わう食べ方として、「新鮮なお刺身を食べるイメージで、つけ汁にちょこっと蕎麦をつける」のがおすすめだそう。

【つけ汁メニュー】

  • 特製そばつゆ
  • 焙煎クルミだれ
  • 特製すだちだれ
  • 辛味大根だれ
  • 胡麻担担だれ
  • カレー南蛮だれ
  • お子さま用 温玉だれ
  • 自然薯とろろだれ(特選つけ汁)
  • ピリ辛 豚南蛮(特選つけ汁)
  • きのこ香る豆乳バター(特選つけ汁)
  • 鴨南蛮(特選つけ汁)

※特選つけ汁はプラス200円、つけ汁の追加は150円/1人前、特選つけ汁の追加は350円/1人前
 

せいろそば(780円)。細打ちの「二八蕎麦」、太打ちの「田舎蕎麦」から選べる(2018年2月28日撮影)
せいろそば(780円)。細打ちの「二八蕎麦」、太打ちの「田舎蕎麦」から選べる(2018年2月28日撮影)

もちろん、1人用の蕎麦もある。せいろ蕎麦などの冷たい蕎麦、自然薯の力蕎麦といった温かい蕎麦など13種類を用意している。
 

蕎麦打ちのパフォーマンスが見られるのも、楽しみのひとつ。1日2回ほど行われる(2018年2月28日撮影)
蕎麦打ちのパフォーマンスが見られるのも、楽しみのひとつ。1日2回ほど行われる(2018年2月28日撮影)

蕎麦は玄関横にある「SOBA工房」で毎日作られる。店主である宮崎さんが厳選した国産の蕎麦粉を独自の配合でブレンド。現在は秋田県産の蕎麦粉を使用している。「蕎麦打ちの機械を導入することによって、熟練の職人のカンに頼っていた部分を数値化でき、ある程度マスターすれば、誰でも美味しい蕎麦が打てます」(宮崎さん)。1日2回ほど、蕎麦を打つ様子を見ることができる。
 

「自然薯の“生とろ”」はこれまで体験したことのない粘りと味わい

「自然薯の“生とろ”(780円)」は同店ならではの逸品。藻塩とわさびが付くが「まずはそのままで」と宮崎さん(2018年2月28日撮影)
「自然薯の“生とろ”(780円)」は同店ならではの逸品。藻塩とわさびが付くが「まずはそのままで」と宮崎さん(2018年2月28日撮影)

店名にもなっている「自然薯(じねんじょ)」の料理は、「自然薯の“生とろ”(780円)」「ふわとろ自然薯のお好み焼き(580円)」など5種類。いずれも、世界で初めて自然薯栽培に成功した山口県・政田自然農園で栽培される自然薯「純薯(じゅんしょ)」を使っている。粘りと風味があり、きめ細かいのが特徴。一般的なとろろに使われる長芋よりも、栄養価が高いとされる。

特に「自然薯の“生とろ”」は、これまでの「とろろ」のイメージをくつがえす、粘りと味わいが特徴。自然薯を軽く火であぶって根っこを焼き、皮ごとすりおろしている。まさに「大地の味」がする、同店ならではの逸品だ。

「まぐろと自然薯のカルパッチョ(890円)」は、じねんじょ庵風まぐろの山かけ(2018年2月28日撮影)
「まぐろと自然薯のカルパッチョ(890円)」は、じねんじょ庵風まぐろの山かけ(2018年2月28日撮影)

  

国産野菜を1本ずつ丁寧に豚肉で巻く「野菜巻き串」も人気

野菜巻き串「人気の3種盛り(580円)」。万ネギ巻、豚バラしそ巻、プチトマト巻のベスト3がセットに(2018年2月28日撮影)
野菜巻き串「人気の3種盛り(580円)」。万ネギ巻、豚バラしそ巻、プチトマト巻のベスト3がセットに(2018年2月28日撮影)

色とりどりの野菜を豚肉で巻いた「野菜巻き串」は、全部で8種類(200円~250円)。万能ネギやプチトマト、レンコン、オクラ、アスパラ、レタス、シソ、ピーマンチーズを豚肉で巻き、焼いてある。ジューシーで、ビールや日本酒はもちろん、ワインにも合いそう。「エリンギベーコン串」「うずらのベーコンエッグ串」などの串焼きは6種類(200円~250円)。どれにしようか選ぶ過程も楽しい。
 

豊富なメニューでプレオープン期間も大盛況

「だし掛け玉子(780円)」は、卵焼きに出汁をかけた前菜(画像提供:じねんじょ庵)
「だし掛け玉子(780円)」は、卵焼きに出汁をかけた前菜(画像提供:じねんじょ庵)


上記の「三大名物」のほか、ディナータイムには「蕎麦の実コロッケ(480円)」や「海老と大葉のかき揚げ天(780円)」「熟成ハラミの炙り焼き(880円)」などのメニューもいろいろ。「抹茶のティラミス(380円)」や「ほうじ茶プリン(280円)」「蕎麦の実と焦がしキャラメルのジェラート(280円)」といったデザートも用意されている。ランチタイムには、「自然薯の牛タン麦とろ定食(1480円)」「自然薯麦とろとお蕎麦のセット(980円)」などリーズナブルな6種類のメニューが楽しめる。

「海老と大葉のかき揚げ天(780円)」は、あられ揚げという手法で、エビ、イカ、大葉を小分けに揚げた食べやすいかき揚げ(画像提供:じねんじょ庵)
「海老と大葉のかき揚げ天(780円)」は、あられ揚げという手法で、エビ、イカ、大葉を小分けに揚げた食べやすいかき揚げ(画像提供:じねんじょ庵)
「熟成ハラミの炙り焼き(880円)」。和風シャリアピンソース付(2018年2月28日撮影)
「熟成ハラミの炙り焼き(880円)」。和風シャリアピンソース付(2018年2月28日撮影)
「そばの芽と葉野菜のパリパリサラダ(780円)」は、揚げ蕎麦の食感とにんにく醤油がクセになる一品(2018年2月28日撮影)
「そばの芽と葉野菜のパリパリサラダ(780円)」は、揚げ蕎麦の食感とにんにく醤油がクセになる一品(2018年2月28日撮影)
デザートも人気。「抹茶のティラミス(380円)」(右)と「ほうじ茶プリン(280円)」(2018年2月28日撮影)
デザートも人気。「抹茶のティラミス(380円)」(右)と「ほうじ茶プリン(280円)」(2018年2月28日撮影)

同店を運営するダイニングイノベーションのマーケティングマネージャー・請川和哉さんは「2月15日にプレオープンしてから、昼はシニア層、女性グループ、お一人様のお客様にたいへん多くお越しいただいております。夜は、仕事帰りのサラリーマンやカップル、ファミリーといったお客様が多いです。居酒屋感覚で料理とお酒をお楽しみいただくほか、デザートとオーガニックコーヒーといったカフェ利用される方も。落ち着いた雰囲気の『楽しい蕎麦屋』で、ゆっくりとお楽しみいただければ」と話す。
 

「じねんじょ庵」外観。ペットと楽しめるテラス席があるが、現在は大盛況のため、ウェイティングスペースとなっている(2018年2月28日撮影)
「じねんじょ庵」外観。ペットと楽しめるテラス席があるが、現在は大盛況のため、ウェイティングスペースとなっている(2018年2月28日撮影)


■じねんじょ庵
住所:横浜市青葉区青葉台2-10-13
TEL:045-507-8753
営業時間:ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~23:00(金・土・祝前日は24:00) ※ラストオーダーは閉店1時間前
定休日:月曜
アクセス:東急田園都市線 青葉台駅より徒歩約3分
URL:じねんじょ庵 http://jinenjoan.com/
※価格はすべて税別