中央および屋上エリアが今年4月18日に先行オープン

中央2階到着口イメージ図(画像提供:関西エアポート)

大阪国際空港(伊丹空港)は現在、ターミナルを大幅にリニューアル中で、2020年8月にグランドオープンする予定。それに先駆け、中央および屋上エリアを2018年4月18日に先行オープンすることとなり、新たに出店するショップやレストラン、展望デッキ、新しい到着口や交通アクセスなどの詳細が明らかとなった。

ターミナルの大規模リニューアルは約50年ぶり。2016年2月から工事がスタートし、4年半かけてリニューアルを完了する。空港を運営する関西エアポートによると、空港利用者の利便性向上はもちろん、周辺地域の人々が気軽に立ち寄れるスポットとなることも目指しているという。
 

現在2ヶ所に分散する到着口を中央1ヶ所に集約して便利に

現在工事中の中央2階到着口付近の様子。イメージ図にあるエスカレーターなどが見える / 筆者撮影

まず、1階の南北2ヶ所に分散している到着口、預けた手荷物を受け取るターンテーブルがある場所が、2階中央部分の1ヶ所に集約される。


到着客を出迎える人々がターミナルで混乱しにくくなるのに加え、バスやタクシーの乗り場、大阪モノレールの駅などへのアクセスもわかりやすくなり、これまでよりスムーズに移動できるようになる。
 

レストランとショップ、日本初や空港初の店舗が多く出店

2階レストランゾーンのイメージ図(画像提供:関西エアポート)

ターミナル中央部分の商業エリアが今回全面改装される。日本初、空港初の店舗をはじめ、関西や大阪らしいレストランやショップが目白押しとなっている。


今回、30店舗のうち26店舗が新規出店。レストランが集まるゾーンは2階と3階にあり、2階はカジュアルに味わえる店舗、3階は落ち着いた雰囲気でゆっくり楽しめる店舗が揃う。お土産など2階の物販ゾーンでは9店舗中8店舗が新規出店となる。


 

3階レストランゾーンのイメージ図(画像提供:関西エアポート)

注目は、世界初・空港初の「大阪エアポートワイナリー」。世界の空港で初めてワイン醸造所を併設するワインバルで、店内に並ぶワインタンクや醸造風景を眺めながら美味しい地ワインが味わえる。
 

また、“日本一の朝食”で有名な「ル・パン神戸北野」のカフェ、関西ならではの名品“うどんすき”で知られる「美々卯」、昭和の時代から愛され続けている定番人気のホットケーキでおなじみ「丸福珈琲店」をはじめ、ウルフギャング・パック氏がプロデュースするピッツァメインのカフェ「WOLFGANG PUCK PIZZA」も空港初出店となる。
 

ショップでは、空港初となる一口サイズのおこしやプレゼントに最適のクリスピーがコラボレーションした「pon pon×Chris.P」、関西国際空港などで空港限定グッズが人気の「ポケモンストア」、伊丹空港のマスコットキャラクターそらやんのグッズなどが揃う「SORAMISE」などが新規出店する。
 

展望デッキは約1.5倍に、混雑緩和の取り組みも続々導入

展望デッキ イメージ図(画像提供:関西エアポート)

屋上エリアでは、現在は全面閉鎖中の展望デッキがリニューアル。滑走路側に約20m増床することで面積が以前よりも1.5倍に拡大し、イベント時に使用できるステージエリアを設置。滑走路に面した場所はワイヤーフェンスとなり、飛行機の撮影にも配慮した仕様となった。


そして、空港で初めて「ボーネルンドあそびのせかい」も登場。室内はもちろん屋外にもあそび場が設けられ、併設のボーネルンドショップでは買い物も楽しめる。


一方、昨年から先行して導入されている保安検査でのスマートレーンのトライアル運用に加え、今後導入予定のMRJなど小型機に対応したフィンガー(ターミナルと飛行機をつなぐ桟橋)も先行オープンと同時に設置。保安検査での混雑など伊丹空港が長年抱えてきたさまざまな課題がかなり緩和される見込みだ。


 

大阪国際空港(伊丹空港)。右下にあるガラス部分で先行リニューアルに向けて工事が進められている / 筆者撮影

なお、4月18日の先行オープン前にあたる4月14日に、一般向けの内覧会が実施される。伊丹空港のホームページやFacebookページ、地元自治体の広報誌などで参加者の募集(約200名)が2月20日から開始となる。
 

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