ちょっと得する!? 2018年プロ野球キャンプ観戦のポイント

2月1日から始まるプロ野球春季キャンプ。普段は見られない選手たちの練習風景や紅白戦などを無料で観戦できますが、各球団のキャンプ開催地や持ち物リスト、そして憧れの選手からと写真を撮れたり、サインをもらえるコツをまとめてみました。

球春到来。キャンプ見学の魅力とは?

プロ野球キャンプの様子
キャンプ見学ではひいきのチームや注目の若手選手などをいち早くチェックできる(写真出典:写真AC)

プロ野球選手にとっての「お正月」と言われているのが2月1日。なぜなら、この日から日本のプロ野球チームは一斉にキャンプインするからです。キャンプでは、選手たちは3月末から始まるペナントレースに備えてトレーニングを積み、約半年間にわたるシーズンを乗り切るためにコンディションを整えていきます。

そして、このキャンプですが、実は練習や紅白戦の見学をファンに無料で開放しているチームがほとんど。普段は見ることができない選手の練習風景はもちろん、憧れの選手や監督の表情を間近で見ることができます。プロ野球ファンにとって、思い出に残ること間違いなしのキャンプ見学、そのポイントをいくつか紹介します。

 

ポイントその1:2018年の各球団のキャンプ地をチェック!

まずはプロ野球各チームのキャンプ地をチェックしてみましょう。2018年の12球団の1軍キャンプ地は以下の通りになっています。
 

球団名 キャンプ地(県名) 期間 休日
ソフトバンク 生目の杜運動公園(宮崎) 2/1~3/1 5、10、14、19、23
西武 南郷中央公園(宮崎) 2/1~18 5、10、15
春野総合運動公園(高知) 2/20~25 なし
楽天 久米島野球場(沖縄) 2/1~11 5
金武町ベースボールスタジアム(沖縄) 2/13~28 なし
オリックス 清武総合運動公園(宮崎) 2/1~3/1 5、9、14、19、23
日本ハム ソルト・リバー・フィールズ・アット・
トーキング・スティック(アメリカ)
2/1~14 4、9
名護市21世紀の森公園(沖縄) 2/17~23 20
かいぎんスタジアム国頭(沖縄)
ロッテ 石垣市中央公園野球場(沖縄) 2/1~19 5、9、14
広島 日南天福球場(宮崎) 2/1~14 5、9、15
コザしんきんスタジアム(沖縄) 2/16~27 20
阪神 かりゆしホテルズボールパーク宜野座(沖縄) 2/1~27 5、9、14、19、23
DeNA 宜野湾市立野球場(沖縄) 2/1~28 5、9、14、19、26
巨人 宮崎総合運動公園(宮崎) 2/1~13 5、10
沖縄セルラースタジアム(沖縄) 2/15~28 19、23
中日 北谷公園野球場(沖縄) 2/1~28 6、13、19
ヤクルト 浦添市民球場(沖縄) 2/1~26 6、13、19

2018年プロ野球12球団キャンプ地一覧(一軍のみ)

 

まだまだ寒さの厳しい2月。多くの球団が本拠地から離れ、温暖な気候の南国にキャンプを開催します。特に人気なのが12球団中、9チームが開催地に選んだ沖縄県。各チームのキャンプ地はそれほど離れていないため、うまくスケジュールを組めばひいきのチームだけでなく、1日に複数のチームを見学することができますよ。
 

ポイントその2:キャンプ観戦時の持ち物リスト

次にキャンプ観戦時に必要なものをチェック。荷物づくりの際はぜひ参考にしましょう。
 

  1. カメラ

  2. 携帯電話、スマートフォン

  3. モバイルバッテリー

  4. 帽子

  5. ダウンジャケットなどの防寒具

  6. マスク

  7. カッパなどの雨具

  8. 座布団

  9. カイロ

  10. クリアファイル

  11. 油性ペン

  12. サインしてもらうグッズ(色紙、ボールなど)

この中で意外と役立つのがクリアファイル。現地では練習に参加する選手やコーチの一覧表や練習のスケジュール等が配布されることがありますが、そうしたプリント類をまとめておくにはクリアファイルがマスト。ここでしかもらえないものばかりなので、大切に保存したいという方にもおすすめです。
 

ポイントその3:お目当ての選手からサイン&写真を撮ってもらうコツ

キャンプ見学の醍醐味と言えば、なんといっても選手との距離が近いこと。例えば練習中に声援を送れば応えてくれる選手は多いですし、休憩時間にタイミングが合えば記念撮影やサインに応じてくれることもよくあります。最後に選手たちからサインをもらうコツをひとつ伝授します。

ズバリ「好きな選手のユニフォームやTシャツを着る」です。多少ベタに思える作戦ですが、選手も自分のファンとわかれば気を許すもの。気分良くサインをくれたり、記念撮影に喜んで応じてくれたりする選手がほとんどです。

ただし、球団によっては選手との接触を厳しく管理しているチームもあります。選手と直接交流ができない代わりにファンサービスとしてサイン会を開くケースがありますので、あらかじめ球団の公式HPを確認しておきましょう。

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