新しい年が始まりました。年初に旅の計画をされる方も多いのでは? 2018年の今年抑えておきたい旅行トレンドをご紹介します。ぜひ旅計画の参考になさってください。
 

民泊が身近に!民泊住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月施行

住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月から施行され、違法民泊の排除が進み、合法的に民泊を運営、旅行者も利用できるようになります。大手の宿泊予約サイトや旅行会社も民泊取り扱いや参入を発表しており、手配もホテルや旅館のように手軽にできるようになりそう。
 

民泊と一言でいっても、一般家庭の一室を活用したホームステイ型、マンションを活用したコンドミニアムタイプ、一棟貸しなど泊まるスタイルは様々。自分の要望にあわせてセレクトする楽しみも増えそうです。

民泊
神奈川県湘南エリアの一軒家の物件。住むように旅をしたい

 

宿への異業種参入が本格化。既存ホテルグループの新たな展開も必見

異業種の宿への参入が多くなっています。今年2月には、鉄道会社の南海電鉄がオーナーとなるゲストハウス「BON HOSTEL(ボンホステル)」が鉄道の高架下にオープン。また春には出版取次大手日販が自社の保養所を改装し箱根の強羅に「ブックホテル 箱根本箱」を開業します。他にも雑貨ブランド「MUJI」が海外ですがホテルを創業。カフェ、パチンコ店など様々な業種が、本業のノウハウを生かしたライフスタイル提案型の宿を展開します。
 

一方、既存の旅館・ホテルも新しい展開が相次ぎます。高級リゾートホテルを運営する星野リゾートは、星のや、界、リゾナーレに続く第四のブランド「OMO(おも)」を、2018年春に北海道旭川、東京大塚で開業します。観光客のための都市型ホテルをコンセプトに、リーズナブルでありながら、周辺地域を巻き込んだわくわく感のあるホテルを目指し注目されます。
 

人材不足が問題となる中、IoTを活用したホテルも注目を浴びそう。恐竜ロボットが受付をする「変なホテル」は、エンターテイメント性は控えめに、IoTを活用した機能性重視のホテルを全国の都市部を中心に展開予定。開業は2019年めどですが、プリンスホテルも第四のブランド「Prince Smart Inn」の立ち上げを発表。
 

海外のホテルグループも、ブランドの日本初上陸などの発表が相次いでいます。

Iot hotel
スマートフォンが客室キーに(変なホテル西葛西にて)

 

ナイトタイムエコノミーで夜の楽しみが増える

訪日外国人が増加する中、夕食後からの観光資源の創造「ナイトタイムエコノミー」も本格化しそうです。都市部では、観劇などのエンターテイメントの開始を遅く設定したり、朝まで運営するバーなどもオープン。
 

参考:「ナイトタイムエコノミー」に湧く!今、品川の夜が熱い。


地方でも、今後の動きが注目されます。夜の魅力が充実すれば、平日の仕事帰りに楽しんだり、旅行の際も前泊して楽しむなども選択肢となりそうです。

プリンス
品川プリンスホテルは、最上階39階に食のエンターテイメント空間を開業。バーは朝四時まで

 

エアライン増便で身近になる海外旅行

訪日需要もあり、国際線では新規路線や増便が期待されます。6月には、エア・カナダが成田⇔モントリオール線を就航。また7月には、フィジー・エアウェイズが成田線を復便。その他路線も増便傾向にあり、より身近に楽しめる渡航先も出てきそうです。
 

個人的にはフィジーは、成田空港から直行便で8時間半と、人気の旅先ハワイよりも近く時差も少ない中で、手つかずの自然がが楽しめるとあって注目しています。

参考:脱ハワイ!人に家族に優しいフィジーの旅

フィジー
時差も少なく、子供連れにもおすすめのフィジー

 

2017年から継続!移動を楽しむ旅&リトリート旅

2017年に続き2018年は、日本発着の外国客船が多く、日本初就航の船もあり賑わいそうです。一方で瀬戸内をめぐる海に浮かぶ日本旅館がテーマの船「ガンツウ」が昨年秋にデビュー。価格帯やハードなど多彩な客船から選択が可能になり自分好みのクルーズを体験できるチャンスです。
 

参考:豪華客船・日本発着クルーズ2018 特徴は?どう選ぶ?

ダイヤモンド
ダイヤモンド・プリンセスは、今年初めて通年で日本発着クルーズを実施

観光列車は、昨年デビューした豪華クルーズトレイン(宿泊機能を備えた観光列車)であるJR東日本「四季島」やJR西日本「瑞風」の集客が好調。手軽に利用できる観光列車も全国でデビューしており、人気は継続。
 

働き方改革、シニア層の旅行需要などを受けて、日常の為に心身を整えるリトリート旅も、昨年に続き流行しそうです。
 

<番外1>休暇と旅の関係を変える年に

休暇と旅行は深い関係にあり、働き方改革の動向が気になるところ。2018年度からは、キッズウィークも開始。法改正により、地域ごとに学校休暇を柔軟に設定できるようになって最初の年度、各自治体がどういった判断をするのかに注目です。
 

<番外2>訪日外国人3200万人予想~攻めだけではなく守りも

2017年の訪日外国人数は2869万人、2018年はJTBの推計で3200万人と増加予定です。ただ訪日外国人が増えることで、交通機関の混雑や観光地の住民の生活など問題も起こっており、このひずみが露見する機会も多くなるのではないかと感じています。
 

訪日旅行者のサポートはもちろん、観光地にに住む人の日常生活の担保など、向き合う問題も多くなりそうです。
 

いかがでしたか?2020年に向かい動きがますます活発化する観光業界。今年も様々な変化がありそうです。