「お年玉に関する親子意識調査」で親と子の考えのギャップが浮き彫りに
三井住友カード株式会社は、年始のお年玉シーズンを控え、小学生の子供をもつ男女300名を対象とし、「お年玉に関する意識調査」を実施。この調査で、子供と親との間には、お年玉の額や使い方の認識に大きな違いがあることが明らかになりました。
親が妥当だと考えるお年玉の金額が12,969円なのに対し、子供が欲しがっている金額は20,978円と、双方に約8,000円のギャップがあることがわかりました。親への調査では、「多くても無駄使いしそう」「子どもに高額なお金を持たせたくない」といった理由で、お年玉の妥当金額は5,000円とする回答が最も多かったとのことです。
なお、親は子どものお年玉金額に対し、「多い」と考えていることも判明しました。「親戚の人数が減っているが1人から貰える金額が増えた」「祖父母が甘やかしすぎている」といったように、親は子供がもらっているお年玉の金額を多いと感じているようです。
お年玉の使い道は?
お年玉の使い方についての調査では、親は貯金してほしいと考えているものの、子供はおもちゃやゲームの購入に使いたいと考えているという結果に。親からは、「お金の価値が分かるまで貯金してほしい」、「本当に欲しいものを買えるように貯金してもらいたい」などのお金の価値を知ってほしいという意見や、「できれば貯金して欲しいが、無駄遣いでも構わないので好きなものを買って成功・失敗を学んでほしい」などのこの機会にお金の使い方を学んでほしいという意見も聞かれました。
対して子供からは「ゲームやおもちゃを購入したい」という意見が最も多く、もらったお金を貯めるのではなくすぐに使いたいと考える、浪費傾向があることが伺えます。
子供への金融教育が必要
調査によれば、親の95.1%は「子供のうちから金融教育は必要」と考えています。
しかし、「(教育を始めるには)まだ早い」とも考えていることから、実際には金融教育はあまり行われていません。また、金融教育は行っていないものの、子供自身にお金の管理を任せている親は多いということもわかりました。
三井住友カードは、CSR活動の一環としてスマートフォンアプリ「ハロまね~親子で学ぶ、こどものお金管理~」をリリースしており、こうした小学生向けの金融教育スマートフォンアプリを使って、高額なお金を受け取ることの多いお年玉を期に、親子で子供のお金管理について考えてみるといいかもしれませんね。
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