箱根駅伝
箱根駅伝、スタートする1区の選手たち(写真:松尾/アフロスポーツ)

1月2日、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が行われ、前回大会総合2位の東洋大学が往路優勝を果たしました。
 

1区で優位に立った東洋大学がそのまま逃げ切る!

東洋大学は1区で西山和弥選手(1年)が区間賞を獲得。優位に立ちました。
 

続くエース区間、「花の2区」でも、相澤晃選手(2年)が区間3位の走りで、首位をキープ。3区山本修二選手(3年)が区間賞、4区吉川洋次選手(1年)は区間2位の走りを見せ、後続の青山学院大学との差を広げました。5区の「山登り」は田中龍誠選手(1年)が区間9位で走り、追いすがる青山学院大学から逃げ切り、4年ぶりの往路優勝を果たしました。
 

往路順位、区間賞は以下のとおりです。
 

◆往路順位

1位東洋大学、2位青山学院大学、3位早稲田大学、4位拓殖大学、5位法政大学、6位城西大学、7位日本体育大学、8位順天堂大学、9位東海大学、10位中央大学(以上シード権圏内)

11位中央学院大学、12位帝京大学、13位駒澤大学、14位國學院大學、15位神奈川大学、16位山梨学院大学、17位大東文化大学、18位国士館大学、19位東京国際大学、20位上武大学

オープン参加 関東学生連合(タイムでは21位相当)
 

◆区間賞

  • 1区:西山和弥選手(東洋大学1年)
  • 2区:森田歩希選手(青山学院大学3年)、ドミニク・ニャイロ選手(山梨学院大学3年)
  • 3区:山本修二選手(東洋大学3年)
  • 4区:大塚倭選手(神奈川大学4年)
  • 5区:青木涼真選手(法政大学2年)

 

東洋大学を追う、各校の見どころは……

東洋大学は4年ぶりの総合優勝に向けて、3日の復路に挑みます。

7区には箱根駅伝の前哨戦にあたる、全日本大学駅伝において、2区区間2位を獲得している渡邉奏太選手(2年)を配置。終盤9区にも唯一の4年生である小早川健選手(4年)を配置しており、復路にも主力を残しています。
 

往路2位で総合4連覇を目指す青山学院大学は、6区に前回大会6区2位の実績を持つ小野田勇次選手(3年)を配置。また、下田裕太選手(4年)が補欠登録となっており、当日変更の行方も気になるところです。
 

往路3位の早稲田大学は、7区に前回大会2区を走った永山博基選手(3年)を配置。補欠登録にも新迫志希選手(2年)、前回大会10区を走った清水歓太選手(3年)がおり、復路でも上記の2校を追います。
 

また、往路5位の法政大学は、前回大会6区3位の実績を持つ、佐藤敏也選手(2年)を補欠登録しています。もし6区で起用されれば、更なる上位進出も期待されます。
 

大接戦のシード権争い

10位以内に与えられるシード権(=次回大会出場権)争いにも注目が集まります。
 

往路4位の拓殖大学から14位國學院大學まで約4分差という大接戦であり、復路では多くの順位変動があると思われます。
 

往路15位で前回大会5位の神奈川大学は、10区に鈴木祐希選手(4年)を配置。大川一成選手(4年)、大野日暉選手(4年)といった箱根駅伝経験者を補欠登録しており、当日変更の動きにも注目です。
 

優勝争いもさることながら、シード権争いも最終10区まで目が離せない展開となりそうです。
 

見た目の順位と実際の順位が違う?

復路のスタートは、往路の首位とのタイム差により、時差スタートとなります。
 

そしてトップと10分以上タイム差のある17位以下の大学は、復路一斉スタートとなります。このとき、「見た目の総合順位」と「実際の総合順位」が異なるケースが出てくる可能性があるため、注意が必要です。