国内販売好調のSUBARUをさらにアピールできるか!?

「第45回東京モーターショー2017」の出展概要をSUBARUが発表した。概要なので隠し球があるかもしれないが、目玉のひとつは次世代のスポーツセダンを示すという「SUBARU VIZIV (ヴィジヴ) PERFORMANCE CONCEPT」。そのほか、マニア大注目の「S208」も登場するという。
 

SUBARU VIZIV
ワールドプレミアとなる「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」は、SUBARUの次世代スポーツセダンを示すコンセプトカー。近年のSUBARUは、コンセプトカーに「VIZIV(ヴィジブ)」というネーミングを用いて、ショーでの反応などで市販化を探る傾向がある

「アイサイト」により「安心・安全」というイメージを定着させ、国内販売では、2017年7月度で10カ月連続前年超え(1月から7月では前年比+20.7)を記録しているSUBARU。
 

東京モーターショーはさらなるイメージアップを図る格好の機会になるはずで、さらなる拡販を狙うには、「スバリスト」と呼ばれるマニア層、ライトなファン層、そして他ブランドに乗っている層も振り向かせる必要があるはずだ。
 

次世代のスポーツセダンを示すコンセプトカーが登場

まず、いずれの層にもアピールするのが世界初公開となる「SUBARU VIZIV (ヴィジヴ) PERFORMANCE CONCEPT」だろう。
 

次世代のスポーツセダンを示す、という同モデルは、将来の自動運転技術普及期を見据えて、「アイサイト」を中心とした高度運転支援技術を採用。さらに、SUBARUらしいのがそんな時代であっても運転を楽しみたくなる要素を盛り込んだという点だろう。
 

即完売必至の「S208」は450台限定の抽選販売

S208
WRX STI S208は450台の抽選販売。即完売は必至で、スバリストの熱い注目を浴びそう

一方、強烈な存在感でマニア層を惹きつけるのが、2年前の東京モーターショーで発表(予約受付)された「WRX STI S207」の後継となる「S208」。「S207」は400台限定(抽選)販売のコンプリートモデルで、即完売した経緯を持ち、いまも中古市場に流れることはほとんどなく、あっても間違いなくプレミアがついている。
 

今回の「S208」もWRX STIをベースに、エンジンや足まわりに手を入れ、内・外装にも専用装備を追加。S207よりもエンジン出力や加速性能の向上はもちろん、カーボンルーフの採用による低重心化などの改良が施されるそうで、プレスデーの初日である10月25日に車両の詳細とともに、450台限定の抽選販売方法についても発表されるという。
 

レヴォーグに続いて「STI Sport」をSUBARU BRZに追加

STI Sport
こちらは市販化が決定した「SUBARU BRZ STI Sport」。100台限定車の「SUBARU BRZ STI Sport クールグレーカーキ Edition」も別に用意されていて、こちらは10月25日に、車両仕様の詳細とともに100台限定の抽選販売方法についても発表されるという

さらに、マニア層、ライト層などに訴求するのが「SUBARU BRZ STI Sport」で、こちらはレヴォーグSTIに続く「STI Sport」シリーズになり、走りを磨きながら大人の上質感が内・外装や乗り味で表現される。
 

新たなファン層獲得も期待される3台の参考出品車

LimiedSmartEdition
キャプションレガシィ・アウトバック「Limited Smart Edition」は専用フロントグリルや専用アルミホイールなどで上質に仕立てた仕様で、内容からいってもすぐに市販化されてもおかしくなさそう

そのほか、レガシィ・アウトバック「Limited Smart Edition」、XVをさらにアクティブに仕立てた「SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPT」、5ドアハッチバックのインプレッサ・スポーツをスポーティな仕上がりとした「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」の出展も発表されている。
 

この3台の参考出品車は、SUBARUのファンのみならず、ほかのメーカーからのオーナーからの注目も集められれば市販化も近づきそうな現実性のあるコンセプトカーになりそうだ。

XV FUN ADVENTURE CONCEPT
「SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPT」は、アウトドアや各種アクティビティを思い切り楽しむ層をターゲットにするコンセプトカー

スポーティ
現行インプレッサにセンターマフラーなどスポーティな要素を加えた「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」。「S208」のような本格派まで行かなくてもこうしたスポーティ仕様のニーズは根強いはずだ