アナログ、デジタル合わせて工夫をしたい
夏休みの分散化が進み、すでに土日を中心に高速道路の渋滞やサービスエリア、パーキングエリアの混雑などが始まっている。渋滞が本格化するのはお盆だが、渋滞時に子どもが飽きてしまっていて困っているお父さん、お母さんも多いのではないだろうか?
永遠と続くかのような車列を眺めながら、後部座席から「まだぁ?」という子どもの声。私も二児の父なので、「寝てくれよ」と思うことはたびたびある。
目が悪くなる、車酔いするリスクもあるが…頼れるグッズ
後席に座る子ども達を飽きさせない定番は、TVやDVD、ゲームだろう。目が悪くなる、車酔いするリスクもあるが、長時間クルマに乗っていると頼りになる存在だ。
ミニバンなら天井取付型が定番で、前席のモニター画面でナビ、後席でTVやDVD、ゲームなどを楽しむことができる。ほかにも後席のヘッドレストにモニターを付けるタイプもある。
また、後席に座る子ども達の様子も気になるところで、走行中に後ろを直接振り返るのは危険なのでカメラ付きモニターを活用する手も。たとえば、パナソニックの後席用モニターにはカメラが付いていて、インパネのナビ画面でスイッチを切り替えることで後席の様子をチェックできる。
テレビやDVD、ゲームに飽きてしまったらアルパインの「CarToys」シリーズの出番。車内でカラオケが楽しめる「スペースクリエイター」は、ヤマハが提供するスマートフォン向け音楽アプリ「mysound」からカラオケ曲をダウンロードして楽しめるもの。
車載スピーカーから流れる楽曲と「リアビジョン(アルパイン製リヤモニター)」に表示にされる歌詞に合わせて付属のマイクで歌えるというもの。
ほかにも、子どもが楽しく学べるクイズを満載した「クルマで学ぼうDVDシリーズ」もアルパインからリリースされている。なぞなぞクイズ、ぎもんクイズ、いきものクイズがあり、3枚セットも用意されている。
家族で「しりとり」や「なぞなぞ(クイズ)」、「連想ゲーム」など、アナログな楽しみ方、子どもが好きなオモチャを持ち込むなども長時間ドライブになるほど限界があるだけに、デジタルの手も借りながら、適度に休憩を取って乗り切りたいところだ。