2017年の海の日は7月17日
2017年の海の日は7月17日です。海の日はどのような由来があり、制定されたのでしょうか。
「海の日」になる前は「海の記念日」だった!
国土交通省によると、1995年、海の恩恵に感謝し、海洋国である日本の繁栄を願う「海の日」が日本で祝日として制定され、翌年施行されました。
当初は7月20日が海の日となりました。これは、1876年に明治天皇が東北地方を巡幸された帰途、燈台巡視船汽船「明治丸」で青森から函館経由で横浜港に無事ご帰着された日(7月20日)を祝う「海の記念日」に由来しています。
2001年6月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、03年から7月の第3月曜日が「海の日」となり、土日と合わせて三連休になるようになりました。
海の日におすすめのイベントはある?
17日は、東京港晴海ふ頭晴海客船ターミナルで大型船舶の体験乗船などができる「海の日」行事~海と日本プロジェクト~が開かれます。また、毎年海の日に開催される「海フェスタ」は、今年2017年は神戸市で開催されます。
また横浜の日本郵船氷川丸・日本郵船歴史博物館は「海の日」のみ入場無料となります(ただし歴史博物館は10~15時臨時閉館)。
3連休の天気は?
引き続き暑い日が続く一方で、不安定な天気も続くため、熱中症と急な雷雨などには注意が必要になりそうです。
気象庁などの発表によると、北日本から西日本にかけて、高気圧に覆われて、多くの地域で晴れますが、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨の降るところもあるといいます。また、前線の動向によっては北日本と東日本で大雨となるという予報もあります。
海の日に海へ行きたくなったら
海の日に改めて海に対する関心が強まると、実際に海へ行きたくなる、海水浴をしたくなるという人がいるかもしれません。海の日に海開きをする海水浴も、海の日を待たずに海開きを行った海水浴場ももちろんありますが、海の日を迎えても海開きがまだという海水浴場も一部にはあるため、足を運ぶ前に確認をしてから遊びに行く方がよいかもしれません。
【関東の主な海開き日程】
■神奈川県の海開き
- 逗子海岸海水浴場 6月30日~
- 由比ガ浜海水浴場 7月1日~
- 片瀬海岸 7月1日~
- 大磯海水浴場 7月2日~
■千葉県の海開き
- 九十九里浜(旭市の刑部岬からいすみ市の太東崎まで)
九十九里町の海水浴場(片貝、不動堂) 7月1日~
九十九里町の海水浴場(作田、真亀) 7月8日~ - 銚子市(海鹿島、長崎、銚子マリーナ) 7月15日~
- 鴨川市の海水浴場(前原、太海、江見、城崎、内浦) 7月15日~
- 南房総市の海水浴場
豊岡、原岡、多田良北浜 7月16日~
岩井海岸、塩浦、名倉、根本、南千倉、瀬戸浜 7月21日~ - 御宿中央海水浴場、御宿町浜海水浴場、岩和田海水浴場 7月8日~
■茨城県の海開き
ひたちなか市の阿字ヶ浦海水浴場や大洗海水浴場、大洗サンビーチ海水浴場など茨城県内の海水浴場ほとんどが7月15日から(磯原二ツ島海水浴場と大竹海岸鉾田海水浴場が、22日~)。
【関西の主な海開き日程】
■兵庫県の海開き
- 須磨海水浴場(神戸市) 7月13日~
■京都府の海開き
- 舞鶴市の海水浴場
神崎、竜宮浜、野原 7月1日~ - 天橋立の海水浴場
天橋立、天橋立府中 7月14日~
丹後由良海水浴場 7月15日~
■和歌山県の海開き
- 白良浜海水浴場(白浜町/南紀白浜) 7月15日~
※毎年5月に海開きをしていましたが、2017年から7月に
海水浴場ではもちろん楽しみも多いが、海の生き物や高波、離岸流などによる危険もあるので、事前に確認しておいてほしい。
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