太平洋高気圧の張り出しが強まった影響で、日本列島は3日、広い範囲で最高気温が30度以上に、地域によっては35度以上の猛暑日となり、今年一番の暑さとなりました。
レスキューナウによると、3日夜は熱帯夜となる地域が広域で予想されているといいます。
参照:〔猛暑日〕三重県松阪市で今年最高の36.2℃ 今夜は広域で熱帯夜も(レスキューナウ)
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熱帯夜はどうやって決められる?
そもそも「猛暑日」や「真夏日」とはどのように決められるのでしょうか。これらは、気象庁により定められた予報用語で、それぞれ以下のように決められています。
- 夏日……最高気温が25度以上の日。
- 真夏日…最高気温が30度以上の日。
- 猛暑日…最高気温が35度以上の日。
- 熱帯夜…夕方から翌日の朝までの最低気温が25度以上になる夜。
熱帯夜に涼しく寝る方法は?
3日のように気温が下がらずに熱帯夜になる日に快適に眠る方法を、睡眠専門医の坪田聡さんがAll Aboutの『熱帯夜のスーパークール快眠法―涼しく寝る方法は?』で説明しています。
坪田さんによると、以下のようなポイントを挙げています。
- 寝室は室温26℃、湿度50~60%が最適
- エアコンだけでなく、昔ながらの扇風機を活用する
- 入浴は38~40度のぬるめのお湯に20分ほどつかることがお勧め
ほかにも快眠の方法を記事で紹介しているので、寝苦しい人は参考にしてみてください。
4日は台風や梅雨前線の影響を受ける?
一方、台風3号が東シナ海を北上しており、4日朝には九州北部に接近、上陸する可能性があります。その後は四国や本州付近を東に進む見通しです。
また、梅雨前線が、東北地方に停滞している影響で、東日本と東北地方では、4日にかけて雷を伴った激しい雨など大雨となる予報です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、さらに落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
参照:
土砂災害も台風も、事前に備えておきましょう
土砂災害や浸水に対しては、早め早めに情報を集めたり、必要に応じて自主避難をしたりすることが大事です。
また台風に対しては、雨戸やシャッターをしっかり閉めてくことや、庭の鉢植えなどが飛んでいかないようにあらかじめ片づけをしておくということも、被害を防ぐために必要なことです。さらに、停電被害などがある場合もあるので、それに対しても準備をしておくと良いかもしれません。
台風や大雨の対策については以下の記事を確認してみてください。
参考:
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