「6・26(ろ てん ぶろ)」の語呂合わせから
6月26日は、露天風呂の日です。総務省統計局によると、1987(昭和62)年に、岡山県真庭市の湯原温泉が「町づくり事業」の際に「6月26日」を「6・26(ろ てん ぶろ)」の語呂合わせから、「露天風呂の日」としたことが由来だといい、現在では6月26日に湯原温泉以外でもイベントが行われているようです。
発祥となった湯原温泉とは?
湯原温泉とはどのようなところなのでしょうか。
温泉旅行博士の藤田聡氏はAll Aboutの『岡山を代表する湯原温泉のおすすめ旅館』で湯原温泉は、岡山県北部の山間部にある温泉地で、付近の湯郷温泉、奥津温泉とともに「美作三湯」と呼ばれる岡山県を代表する温泉地だとしています。
「温泉街の一番奥にダムがあって、そのダムの真下に無料の巨大露天風呂『砂湯』があることから、日本屈指の露天風呂の名所としても知られています」(藤田氏)
なお岡山県湯原温泉郷公式ホームページによると、6月26日は湯原温泉で、格安で湯めぐりができるようです。
休みの日に行きたいおすすめの露天風呂は?
露天風呂の日の6月26日は平日。露天風呂につかりに行けないという人もいるかもしれません。次のお休みや、来たる夏休みなどに露天風呂に入りに行く予定を立ててみてはいかがでしょうか。
露天風呂に関しては、All Aboutの複数の専門家が紹介をしています。
例えば、『夕日と富士山!客室露天風呂がある西伊豆の宿3選』では、温泉ソムリエの山田祐子氏が、西伊豆は「客室露天風呂」の宝庫だとして、温泉につかりながら「夕日と富士山」という絶景を眺められる3つの宿をおすすめしています。
また、『北海道の露天風呂 宿泊して味わいたいベスト3』では、北海道ガイドの大谷修一氏が、道内に数ある名湯、秘湯の温泉宿、ホテルの中から、「食事、部屋、温泉」の3つが満足できる「名物露天風呂」のある3スポットを紹介しています。
夏に温泉は向かない?そんなことはないようです!
暑い夏に温泉は気が引けるという人もいるかもしれませんが、夏向けの温泉というものもあるとして、温泉旅行博士の藤田聡氏はAll Aboutの『暑い日こそ楽しめる! 夏向き温泉3タイプ』でおすすめしています。
「冬は大量の衣類を脱衣、着衣するのが大変ですが、夏は少量の衣類で済みますし、脱衣場が寒くて辛いということもありません。また、寒い時期には湯気がこもって、折角の内湯風情が見えない場合がありますが、夏ならそんなこともありません」(藤田氏)
40℃以下のぬるいと思う湯温の温泉「ぬる湯」というものも、夏にぴったりだとして温泉ソムリエの植竹深雪氏は『東日本のおすすめ「ぬる湯」温泉ベスト5』でおすすめしています。ここで紹介されている温泉宿にも露天風呂があるところが含まれています。
他にもAll Aboutには露天風呂に関する記事がたくさんあるので、お好みの露天風呂を探してみてはいかがでしょうか。
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