2日は夕方にかけて落雷や竜巻に注意…突然の突風から身を守るには?

東日本や東北地方では2日夕方にかけて、大気の状態が不安定となり、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、局地的な激しい雨が降る可能性があり、注意したい。実際に竜巻などが発生したらどのように行動すればいいのか。注意すべき点をまとめた。

2日は東日本~東北の大気の状態が不安定に…

気象庁によると、東日本や東北地方では2日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みという。落雷や竜巻などの激しい突風のほか、ひょうや局地的な激しい雨が降る可能性があり、注意するよう呼び掛けている。
 

竜巻や強風が発生した時、我々はどのような行動をとればいいのか。家庭でできる竜巻や強風への備えと心構えについて、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏がAll Aboutの『強風被害に備えるには?台風と竜巻の季節がやってくる』で解説している。
 

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突風・竜巻の予兆は? 前兆現象を知る

■情報を集める

和田氏によると、竜巻の発生しやすい状況(積乱雲の発生しやすい状況)は、「台風の接近」のほかに、「前線の存在」「急激な気温上昇」などがあるという。

これらの天気情報は、

  • 気象庁の雨雲レーダー画像
  • 各種気象情報アプリ

でこまめに確認しておくのが良いという。
 

■危険の前兆を見つけるポイント

また、天気予報などで「大気が不安定」というような言葉が使われたならもう危険信号という。前兆を感じるポイントについて、和田氏は以下の点を挙げる。

  • 夕方になってもいないのに「急にあたりが暗くなる」(黒い雲が近づいてくる)
  • 大粒の雨、または雹(ひょう)が降り始める
  • カミナリが発生する
  • 夏なのに冷たい風が吹き始める
  • ゴーという音が遠くから聞こえる

  

屋外にいる時の対策:竜巻の発生に気づいたら

黒い雲の底から漏斗(ろうと)状の雲が垂れ下がってきたら、「まさに危険はすぐそこに迫った」状況だという。この時にとるべき行動は?
 

■NG例:物置やプレハブ、簡易的な車庫のような場所に逃げ込む

建物ごと飛ばされてしまったり、建物の破壊によって被害を受けてしまったりする可能性があるため危険。
 

■OK例:頑丈な建物の中に避難する

屋外で逃げ込めるような建物がない場合は、通り過ぎるまでの間、身を隠せるような側溝を見つけて飛び込むしかないと和田氏は述べている。
 

屋内にいる時の対策:強風被害を最小限にするには

■室内でもより安全な場所はどこ?

室内においても、強風による被害の可能性を最小限にするには以下の場所にいる方が良いという。

  • 家屋では2階よりも1階に
  • 窓のある部屋よりも窓がない部屋に

 

■事前準備も大事 

和田氏は「雨戸やシャッターがある場合は事前にきちんと閉めておくこと」を呼び掛ける。これは、部屋に吹き込んだ風の圧力によって、家屋の屋根が吹き飛んでしまうような被害も発生しているためだという。

竜巻や台風の風そのものではなく、ベランダや家の周囲に置いてあった植木鉢や物干し棹など飛来物によって窓ガラスが被害を受ける可能性もある。そのため、強風被害の発生確率が高まったら、少なくとも前日には家の周囲やベランダ等の物を片づけて、室内に取り込むべきだという。 
 

強風被害に備える5カ条

和田氏は強風や竜巻の被害に備えるために以下の5カ条を覚えておいてほしいとしている。

  • 気象情報を常に身近に手に入れるような習慣を
  • 「台風」は遠くにいても(発生していなくても)「竜巻」は発生する
  • キーワードは「大気が不安定な状態」
  • 「黒い雲の接近」「冷たい風」など前兆現象に注意
  • 家の周囲の整理整頓、早めの屋内退避をしよう

  
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