花火ショーやライブなど満載!横浜市民のお祭り「第36回横浜開港祭」

6月2日の横浜開港記念日に行われる「横浜開港祭」。主催者のひとつ、横浜青年会議所が概要を発表した。今年は、花火ショー「ビームスペクタクルinハーバー」や「市民1000人で歌うハーモニー」、クレイジーケンバンドによるスペシャルライブなどが開催される。

6月2日の横浜開港記念日に開催される市民祭

横浜開港記念日である6月2日を中心に開催される「横浜開港祭」。主催者のひとつ、横浜青年会議所が5月29日(月)、第36回となる横浜開港祭の見どころや概要を発表した。今年は、花火ショー「ビームスペクタクルinハーバー」や「市民1000人で歌うハーモニー」、結成20周年を迎えるクレイジーケンバンドによる開港祭スペシャルライブなどが予定されている。

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横浜開港祭は横浜の開港を祝う市民祭で、昨年は約70万人を動員し、横浜屈指の規模を誇るイベントとして市民に親しまれている。前身となる「国際デー第1回 横浜どんたく」(1982年開催)から数えて、今回で36回目。
 

2017年は、“Thanks to the Port”「開港を祝い、港に感謝しよう」~開港からの英知・想いを未来へ繋ぎ次世代と共鳴を広げる市民祭~をテーマに、6月2日(金)、3日(土)に開催。横浜・みなとみらい21地区を中心とした会場を【マリンイベント】【ステージイベント】【ランドイベント】の3つのエリアに分け、30以上の多彩なイベントが繰り広げられる。
 

メインステージではクレイジーケンバンドなど多彩なライブが開催

一番の目玉イベントとなるのが、今年結成20周年を迎える横浜ゆかりのバンド「クレイジーケンバンド」の開港祭スペシャルライブ(6月2日 19:00~20:00、臨港パーク内メインステージ)。日本を代表するアーティストが、横浜の誕生日ともいえる開港記念日に華を添える。観覧無料。

横浜開港祭のPRを担当する横浜開港祭親善大使。今年は歌って踊れる「イーネッ!☆ガールズ」としてステージにも出演(画像提供:横浜開港祭実行委員会)
横浜開港祭のPRを担当する横浜開港祭親善大使。今年は歌って踊れる「イーネッ!☆ガールズ」としてステージにも出演(画像提供:横浜開港祭実行委員会)

このほか、臨港パークメインステージでは、横浜出身のシンガーTiaさんの開港祭ライブ(6月3日 17:40~18:10)、開港祭お笑いLIVE〜笑いで横浜を盛り上げよう~(6月3日16:00~16:40)、第36回横浜開港祭親善大使「イーネッ!☆ガールズ」スペシャルステージ(6月2日 12:10~12:15)、巨羽弘志スペシャルライブ(6月2日13:20~13:40)などが予定されている。すべて観覧は無料。
 

2日目の目玉イベントは1000人の大合唱とスペクタクル花火ショー

横浜港をバックに約1000人の合唱が響く「ドリーム・オブ・ハーモニー」(2015年6月2日撮影)
横浜港をバックに約1000人の合唱が響く「ドリーム・オブ・ハーモニー」(2015年6月2日撮影)

毎年恒例、約1000人の市民が横浜港をバックに大合唱する「ドリーム・オブ・ハーモニー」(6月3日 18:35~19:20)では、日本青年会議所が東日本大震災復興支援のために作った曲『未来へつなぐメッセージ』をはじめ、横浜市歌などを披露する。林文子横浜市長やTiaさんも一緒に、美しいハーモニーを響かせる。

光と音・水と花火のショー「ビームスペクタクルinハーバー」(2016年6月2日撮影)
光と音・水と花火のショー「ビームスペクタクルinハーバー」(2016年6月2日撮影)

横浜開港祭2日目のフィナーレを盛大に飾るのは、光と音・水と花火のショー「ビームスペクタクルinハーバー」(6月3日 19:20~20:00予定、、臨港パーク内メインステージ)。臨港パーク前面海上に打ち上げられる約4000発(予定)の花火に、音楽とレーザービームの演出が加わり、横浜港を美しく彩る壮大なショーとなっている。特設会場の芝生エリアに入場できる市民協賛観覧席(芝生席、6000円)は6月3日(土)までチケットぴあで発売される(⇒こちら)。 たいへんな混雑が予想されるので、公式サイトに掲載されている「観覧エリア・交通帰省・帰り道マップ」のチェックを。⇒こちら

 

2日間を通して子ども向けのイベント多数

開港記念日は横浜市立学校が休みになるということで、子ども向けのイベントも多く行われる。
 

今年初開催となる「第1回 よこはま開港祭小中高歌合戦」(6月2、3日 潮入の池ステージ、ドリームステージ(決勝)はメインステージ)は注目イベントのひとつ。2日間にわたり小中学生、高校生の歌い手が出場、横浜市18区対抗で歌合戦を繰り広げる。

スーパーキッズ体験操船は、みなとみらいの海を体験操縦できる貴重な機会。チケットは臨港パーク内チケットセンターで販売(1名200円)(画像提供:横浜開港祭実行委員会)
スーパーキッズ体験操船は、みなとみらいの海を体験操縦できる貴重な機会。チケットは臨港パーク内チケットセンターで販売(1名200円)(画像提供:横浜開港祭実行委員会)

事前申し込みが必要なイベントはほぼ満席となっているが、スーパーキッズ体験操船(6月2日 10:00~12:00、13:20~17:00、6月3日 9:00~11:00 臨港パーク前面水面、市民協賛200円/1名)やエコキッズパーク(6月2日 10:00~18:00、6月3日 10:00~17:00 潮入りの池エリア)など、当日受付のイベントもいろいろあるので、ぜひチェックしてみて。

人気の水陸両用バス「スカイダック」乗船会は6月2日に開催。時間未定。通常よりもお得な大人2000円、小人1000円(市民協賛)で乗船できる。乗船券は日本丸メモリアルパーク特設チケットセンターで販売(2016年11月18日撮影)
人気の水陸両用バス「スカイダック」乗船会は6月2日に開催。時間未定。通常よりもお得な大人2000円、小人1000円(市民協賛)で乗船できる。乗船券は日本丸メモリアルパーク特設チケットセンターで販売(2016年11月18日撮影)

 

各店自慢のスイーツが登場!「YOKOHAMAスウィーツパラダイス」

横浜ガイドのおすすめは「第8回YOKOHAMAスウィーツパラダイス」(6月2日 10:00~18:00、6月3日 10:00~17:00、潮入りの池エリア)。横浜の10店舗が自慢のスイーツを販売し、6月3日 10:00~15:00の間に来場者が投票、その投票数により算出された数字を元に上位2位を決めて、表彰式を行うというもの。バラエティに富んだ絶品スイーツが登場するので、毎年見逃せない。

「YOKOHAMAスウィーツパラダイス」は参加店が自慢のスイーツを販売し、投票によって人気ナンバーワンスイーツを決定(2016年6月1日撮影)
「YOKOHAMAスウィーツパラダイス」は参加店が自慢のスイーツを販売し、投票によって人気ナンバーワンスイーツを決定(2016年6月1日撮影)

第36回横浜開港祭実行委員会の野並 晃(のなみ あきら)実行委員長は記者発表会の席で「初日の一番の見どころは、バンド結成20周年を迎えるクレイジーケンバンドのスペシャルライブ、2日目の見どころは、フィナーレとして開催できる運びとなった『ビームスペクタクルinハーバー』、そしてその前に行われる、市民約1000人が参加する『ドリームオブハーモニー』です。

また、6月3日には、大さん橋において自衛隊艦艇 たかなみ型護衛艦の一般公開がありますが、寛仁親王妃信子殿下がご視察されることとなりました。市民が主導する催しにご臨席されることは、とても貴重な機会です。全国の方に横浜開港祭という市民祭を広く広報できれば幸いです」と述べた。
 

第36回 横浜開港祭は、6月2日(金)、3日(土)の2日間、みなとみらい21地区周辺で開催される。時間は各イベントによって異なるため、公式サイトで確認を。
 
URL:横浜開港祭 http://www.kaikosai.com/

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