横浜が舞台の『ラストコップ THE MOVIE』とは

横浜市が舞台となっている『ラストコップ THE MOVIE』(2017年5月3日全国ロードショー、配給:松竹)の横浜凱旋舞台あいさつが、5月11日(木)に横浜ブルク13(横浜市中区桜木町1-1-7)で行われた。劇中でコンビを組んだ唐沢寿明さんと窪田正孝さんが登壇、横浜での撮影秘話などについて語った。

横浜ブルク13で行われた『ラストコップ THE MOVIE』舞台あいさつフォトセッションのようす。中央左は唐沢寿明さん、中央右は窪田正孝さん。左は神奈川県警のマスコットキャラクター・ピーガルくん、右はリリポちゃん(2017年5月11日撮影)
横浜ブルク13で行われた『ラストコップ THE MOVIE』舞台あいさつフォトセッションのようす。中央左は唐沢寿明さん、中央右は窪田正孝さん。左は神奈川県警のマスコットキャラクター・ピーガルくん、右はリリポちゃん(2017年5月11日撮影)

『ラストコップ』シリーズは、2015年6月に地上波スペシャルドラマにはじまり、ネット配信でヒット、2016年に地上波での連ドラ化を経て、2017年5月3日(水・祝)から劇場版の公開が開始となった。30年の昏睡状態から突如目覚めた熱すぎる昭和デカ:京極浩介(唐沢さん)と、京極とバディを組むことになった草食系の平成刑事:望月亮太(窪田さん)の凸凹コンビが豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決するアクションコメディ。横浜市の横浜フィルムコミッションが撮影支援した。

 

唐沢&窪田の凸凹コンビが劇中さながらの掛け合いを披露

舞台あいさつが始まると、ピーガルくん、リリポちゃんに続き、大勢の警察官がぞろぞろとステージに駆け上がり、会場内をざわつかせた(2017年5月11日撮影)
舞台あいさつが始まると、ピーガルくん、リリポちゃんに続き、大勢の警察官がぞろぞろとステージに駆け上がり、会場内をざわつかせた(2017年5月11日撮影)

舞台あいさつでは、はじめに神奈川県警察のマスコットキャラ・ピーガルくんとリリポちゃん、大勢の警官隊が登場。続いて唐沢さんと窪田さんがステージに姿を現すと、会場からは大歓声が沸き上がった。

劇中さながらの“凸凹コンビ”ぶりに、会場内は始終笑いに包まれた(2017年5月11日撮影)
劇中さながらの“凸凹コンビ”ぶりに、会場内は始終笑いに包まれた(2017年5月11日撮影)

唐沢さんは開口一番、「横浜が舞台ですから、初めに横浜に(舞台挨拶)に来るべきでしたよね。“横浜凱旋”で来ちゃいまして、すみません……。でも、こんなにたくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございます」と謝罪と感謝の言葉を述べた。窪田さんは「皆さん、映画はいかがでしたか?(場内拍手)横浜には愛着があるので、今日は来させていただいて、光栄です」とあいさつ。

 

唐沢の印象に残るロケ地は「野鳥(やちょう)公園」……?

司会者が「今回、映画に登場するロケ地を紹介する『横浜ロケ地マップ』が無料配布されています。(会場に向かって)皆さん、持ってますよね? もうロケ地めぐりされた方はいらっしゃいますか?」と尋ねると、かなりの手が挙がった。横浜のロケ地で印象に残った場所を聞かれた唐沢さんは、「間違いなく、野鳥(やちょう)公園? だな。鳥がいっぱい飛んでた……からな」と答えると、司会者から「あ、いえ、野島(やしま)公園ですかね?」と訂正すると、会場から「野島(のじま)公園!」と突っ込みが入り、「ぜんぜん違うじゃないか!」(唐沢さん)とズッコける一幕も。

「ラストコップ横浜ロケ地マップ」1面、4面

「ラストコップ横浜ロケ地マップ」。B4ヨコ中折(B5×4ページ)、カラー(画像提供:横浜市文化観光局)
「ラストコップ横浜ロケ地マップ」。B4ヨコ中折(B5×4ページ)、カラー(画像提供:横浜市文化観光局)

野島公園は、京極(唐沢さん)が元妻の加奈子(和久井映見さん)にプロポーズした思い出を亮太(窪田さん)に語ったシーンに登場。「自然がいっぱいの公園でしたね。すごい寒かったですね。缶コーヒーをめぐって真剣にジャンケンしたところですね」と、窪田さん。「ただでさえ、こいつ(窪田さん)は脂肪がないのにね(笑)。ず~っと、ふるえているイメージしかないね」と、唐沢さんが当時を振り返った。

劇場版のワンシーン。ふなっしーは人工知能ブレイン・なっしーとして、犯罪発生率を予測する人工知能ロボ<ブナッシー>の開発に協力。ふなっしーに激似のブナッシーの声は横浜市出身のタレント出川哲朗さんが担当 (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会
劇場版のワンシーン。ふなっしーは人工知能ブレイン・なっしーとして、犯罪発生率を予測する人工知能ロボ<ブナッシー>の開発に協力。ふなっしーに激似のブナッシーの声は横浜市出身のタレント出川哲朗さんが担当 (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会

窪田さんの思い出のロケ地は「ふなっしーが現れた、桜木町駅前の広場です」と話し始めると、すかさず、「ああ~、ふなっしーが飛んでいったところだ?」と唐沢さん。
 

「そうです、そうです。(帆船)日本丸の前の。あそこに行けば、ふなっしーに会える、みたいな。劇中でも(みなとみらいを)走ったりしたんで……。あ、走ってるシーンは一瞬で終わってますけど、朝っぱらから、50メートル走を8本ぐらい走らされて。その後、唐沢さんが『おはようございまーす』ってやって来て。あれ?(走ったシーンは)なかったことにされるのかな?って思って……」と窪田さんがマシンガントークを繰り広げると、「話がうまくなったでしょ? 昔はこんなに話せなかったんだから。皆さんが育ててくださったんですよ、こんなやせっぽっちの男をね(笑)」と唐沢さんが間髪入れずに割り込み、劇中シーンのような軽妙な掛け合いに、場内は大爆笑。「もう、唐沢さんに会うと、『ラストコップ』スイッチが入ってしまって、こういう風になりますね。『おりゃー』みたいな(笑)」(窪田さん)。

 

窪田「初めてのデートは桜木町」発言に会場騒然

神奈川県出身の窪田さん、地元が舞台となった感想を聞かれ、「見慣れた街並み……ですかね。ここ(ブルク13があるコレットマーレ)が建てられる前から知っていましたよ。劇中、電波ジャックされるシーンでは桜木町駅前の大きなモニターが使われるんですけど、暑い夏に撮影しましたよね。観覧車とか、映画館とか、思い出があります。中学生の時、初めてのデートは桜木町でした!」と話すと、会場内からは「えええ~」とため息のような悲鳴が。
 

プライベートで横浜に遊びに来るのか聞かれた唐沢さんは「ほとんど来ませんね(苦笑)。撮影以外ではね。すぐ実家に帰っちゃうんですよ、こいつ」と場内の笑いを誘うと、「姪っ子ラブなんですよ。ネコもいますし」と、切り返す窪田さん。凸凹コンビぶりに、笑いが絶えない舞台挨拶となった。

劇場版のワンシーン。映画になった『ラストコップ』は、まさかの涙の展開!? (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会
劇場版のワンシーン。映画になった『ラストコップ』は、まさかの涙の展開!? (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会

「窪田くんがね、ここまで育ってくれたという思いもありますし、今日は、亮太(窪田さん)に花を持たせたいと思います」と、最後、唐沢さんに〆のあいさつをふられた窪田さん。「今日は本当にありがとうございました。唐沢さんと、皆さんと、舞台に立たせてもらって、また、横浜に戻って来ることができて、本当に光栄です。(映画は)爽快に、時に涙ほろり、できる作品です。HuLuでもシリーズ全話が配信されていますし、たくさんの方に、何度でも観ていただきたいな、と。皆さんに愛される『ラストコップ』になったら、続くかもしれませんので……、よろしくお願いします!」と、作品をしっかりとPR。「最後になりますが……。冗談ですよ(笑)」と、唐沢さんが続けると、この日一番の笑いを誘い、締めくくった。

 

「サプライズ・マルチエンディング」では30年後のみなとみらいが登場

『ラストコップ THE MOVIE』では、史上初の10種類「サプライズ・マルチエンディング」のランダム上映が行われている。エンドロール終了後のエンディング映像(後付)が10種類(各45~80秒程度)制作されており、週替わりでランダムに上映されるというもの(第3週目は5月13日~19日)。30年後の未来の横浜を舞台に、京極(唐沢さん)を取り巻く周辺キャラクターたちの、爆笑必至のシーンを描いていることで話題となっている。異なるエンディング映像を観るために、何度も映画を観るファンも多いという。今回の舞台あいさつでは、全種類のエンディングが上映され、唐沢さんと窪田さんが一番目と二番目のおすすめを挙げた。

史上初の10種類「サプライズ・マルチエンディング」では、30年後のみなとみらいを走る京極の姿が全編に登場する (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会
史上初の10種類「サプライズ・マルチエンディング」では、30年後のみなとみらいを走る京極の姿が全編に登場する (C)2017映画「ラストコップ」製作委員会

【サプライズ・マルチエンディング パターン名】

  • 亮太・六つ子 編
  • 謎のホームレス 編
  • 亮太老人&太った結衣 編……窪田さんイチ推し
  • 結衣の京極化 編
  • 加奈子人違い 編
  • 相変わらずの刑事課 編
  • 永遠のKBD 編
  • 若山&菜々子入れ替わり 編……唐沢さん二番目
  • 孤高の松浦老人 編……唐沢さんイチ推し
  • 神野&清美・映画監督 編……窪田さん二番目

 

ファンならずとも楽しめる「ラストコップ横浜ロケ地マップ」配布

舞台あいさつ中にも登場した「ラストコップ横浜ロケ地マップ」は、映画のPRを目的に、横浜市文化観光局と松竹ナビ株式会社が連携して制作。ドラマ版、劇場版の劇中シーンの画像が掲載されており、ファンならずともロケ地めぐりが楽しめる内容(サイズはB4ヨコ中折、カラー)となっている。配布期間は2017年6月4日(日)まで、配布部数3万部で、なくなり次第終了。配布場所は次の通り。

  • 都内観光案内所(TICTOKYO、東京シティアイ)
  • 横浜市内観光案内所(横浜駅、桜木町駅、新横浜駅)
  • 市民情報センター(横浜市役所本庁舎内)
  • 各区役所(横浜市内18か所)
  • 横浜市営地下鉄(横浜駅、桜木町駅、関内駅)
  • シーサイドライン(新杉田駅、金沢八景駅)
  • 映画館(埼玉、東京、神奈川の本作品上映劇場)ほか

 

横浜市文化観光局の担当者は、「唐沢さんおすすめの野島公園はバーベキューやキャンプが楽しめ、これからの季節におすすめです。眺めのよい展望台もありますので、ロケ地めぐりを楽しんでいただければ」と話す。
 

『ラストコップ THE MOVIE』

2017年5月3日(水・祝)~全国公開
配給:松竹
出演:唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、藤木直人、小日向文世、和久井映見 ほか
原作:「DEL LETZTE BULLE」(Red Arrow International)
監督:猪俣 隆一
配給:松竹
協力:横浜市
(C)2017映画「ラストコップ」製作委員会

URL:『ラストコップ THE MOVIE』公式サイト
http://lastcop-movie.jp/