爽快感アップ!キリン横浜工場限定醸造「一番搾り 横浜づくり」販売

キリンビール横浜支社は、2017年4月25日から、横浜工場(横浜市鶴見区)限定醸造のビール「一番搾り 横浜づくり」を発売開始する。同ビールは、キリンビールの全国9工場でつくられる地域限定発売「47都道府県の一番搾り」の神奈川県版で、3年目となる。

3年目、第5弾となるキリン「一番搾り 横浜づくり」とは

キリンビール横浜支社は、2017年4月25日から、横浜工場(横浜市鶴見区)限定醸造のビール「一番搾り 横浜づくり(以下、横浜づくり)」を発売開始する。「横浜づくり」は、キリンビールの全国9工場でつくられる地域限定発売「47都道府県の一番搾り」の神奈川県版で、今年で3年目となる。

3年目、第5弾となるキリン「一番搾り 横浜づくり」。初飲み会にて、みなとみらいの夜景をバックに(2017年4月24日撮影)
3年目、第5弾となるキリン「一番搾り 横浜づくり」。初飲み会にて、みなとみらいの夜景をバックに(2017年4月24日撮影)

この「地域限定一番搾り」は、1年目は工場があるエリアに限られた展開で、2年目以降は全国47都道府県で実施している。各地域の気候や風土、歴史、文化、食べ物の味はもちろん、その土地ならではの心意気や誇りまでもを盛り込んで、商品に反映するのが特徴だ。
 

今回のコンセプトは「横浜の風を感じるような、すっきりと爽やかな1杯」

今回の「横浜づくり」では、商品の方向性を決めるにあたり、横浜、神奈川在住・在勤者9名と地元について語り合い、「横浜づくり」の地元らしい楽しみ方についてのワークショップを開催。「横浜づくりで浜風を感じながら、開放的で新たな発見ができる体験」「体験を通して、神奈川県をもっともっと盛り上げよう」という結論に達した。それをふまえ、2017年の味のコンセプトを「横浜の風を感じるような、すっきりと爽やかな1杯」としたそう。

見た目でも「コク」が感じられる濃いブラウン(右)。左は「一番搾り」(2017年4月24日撮影)
見た目でも「コク」が感じられる濃いブラウン(右)。左は「一番搾り」(2017年4月24日撮影)


味わいは、アルコール度数やや高め(6%)はそのままに、5種類のホップの使い方を工夫して爽快感をアップ。色は、これまで同様にカラメル麦芽(焦がして焙煎した麦芽)を加え、見た目でも「コク」を感じる濃いブラウンとなっている。パッケージのイメージカラーは、横浜港を感じさせる青(マリンブルー)とし、アクセントとして使われている。
 

「ホップが効いていてのどごしが爽やか。初夏に向けて楽しんで」

発売前夜に横浜市内のレストラン「インターナショナルキュイジーヌ サブゼロ」で開催された初飲み会で、神崎夕紀(かんざき ゆき)工場長に話を伺った。

神崎夕紀工場長。横浜工場初の女性工場長で、3月30日に就任(2017年4月24日撮影)
神崎夕紀工場長。横浜工場初の女性工場長で、3月30日に就任(2017年4月24日撮影)

「第5弾となる『横浜づくり』は、さらなる磨きをかけ、すっきりとゴクゴク飲めるビールに仕上がりました。今日はお世話になった皆さまに、腕によりをかけた味を楽しんでいただければ。ホップが効いていて、のどごしが爽やかなので、初夏に向けて楽しんでください」と、PRした。
 

岡田義宗(おかだ よしむね)醸造長は、「これまでのコンセプト『歴史と異文化が融合する横浜らしい、新しい味わいの一番搾り』を踏襲しながら、中華や洋食などの横浜の濃い味覚を引き立てる、しっかりとした締まりのある味わいと深い液色を目指しました。アルコール度数がやや高めながら、飲みやすさもさらに追及しましたので、男女問わず、おいしく飲んでいただけると思います。開放的で爽やかな香りをご堪能ください」と話した。

今回も自信を持って「横浜づくり」をすすめる、岡田義宗醸造長(2017年4月24日撮影)
今回も自信を持って「横浜づくり」をすすめる、岡田義宗醸造長(2017年4月24日撮影)

「横浜づくり」のラインナップは、350ml缶、500ml缶、中びん(500ml)、大びん(633ml)で、神奈川県を中心とする横浜工場出荷エリアで入手できる。出荷完了次第、販売終了となる。
 

「横浜づくり」発売に合わせてキャンペーン、イベントを展開

キリンビール横浜支社では、「横浜づくり」が飲める飲食店のマップ(19エリア)を制作。掲載店でオリジナルジョッキをプレゼントする「神奈川が一番キャンペーン」を展開する。条件等は、掲載店等で配布されるマップを参照のこと。

「横浜づくり」が飲める飲食店MAPとプレゼントされるオリジナルジョッキ(2017年4月25日撮影)
「横浜づくり」が飲める飲食店MAPとプレゼントされるオリジナルジョッキ(2017年4月25日撮影)


また、横浜づくり発売を記念して、神奈川・横浜の魅力を再発見できる体験イベント「ハマハッシュ」「浜風の通り道」を開催する。

「ハマハッシュ」は、イギリス発祥でビールをおいしく飲むためのランニングイベント「ハッシュ」を、誰でも参加しやすいウォークラリーに独自アレンジしたもの。野毛(4月29日)、関内(5月6日)、川崎(5月13日)、横須賀(5月20日)、鶴見(5月27日)の5つのエリアで展開する。今回の「横浜づくり」のカラーである青のものを身に着けることが条件で、各日14:00~先着200名で受け付ける。「ハマハッシュチェックポイント」を制限時間内に回ると、参加賞がもらえる。
 

「浜風の通り道」は、元町ショッピングストリート(横浜市中区元町4~5丁目)で行われる生ビール出店販売イベントで、「横浜づくり」を味わいながら、相性のよい料理などが食べられる。開催日は5月27日(土)、28日(日)、時間は13:00~20:00まで。いずれのイベントも詳細については公式サイトで確認を。⇒こちら

イベントや飲食店には、汽笛に合わせて乾杯の音頭をとる「汽笛兄さん」が出没予定(2017年4月24日撮影)
イベントや飲食店には汽笛に合わせて乾杯の音頭をとる「汽笛兄さん」が出没予定(2017年4月24日撮影)

  

横浜工場限定で「横浜づくり」の樽生ビールが味わえる

無料で楽しめる横浜工場見学では、期間限定で「横浜づくり」が試飲メニューに加わった。工場見学はらではの樽生ビールで提供される。6月25日(日)まで提供予定(なくなり次第終了)となっている。昨年10月に工場見学ルートがリニューアルされてから、土・日・祝は満席状態が続いているとのこと。平日がねらい目だ。合わせて、横浜工場内のレストランでも「横浜づくり」を樽生で販売する。横浜工場については⇒こちら
 

3年目、第5弾となる「横浜づくり」。爽快感あふれる味わいで、浜風を感じては。

URL:一番搾り 横浜づくり


【関連記事】
3ヵ月待ち!?大人がハマる横浜の工場見学の魅力とは

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    韓国の戒厳令、尹大統領はなぜ突然「乱心」したのか。野党だけではない、北朝鮮とアメリカからの影響

  • ヒナタカの雑食系映画論

    独断と偏見で「2024年のホラー映画ランキング」を作成してみた。年末に映画館で見るならぜひ第3位を

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    「あれは全て私がやりました!」 わが社の“承認欲求モンスター”をどう扱うべきか?

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅