桜のみならず牡丹も見頃に
2017年4月6日に、神奈川県鎌倉市に桜の開花状況を確認しに出かけたところ、鶴岡八幡宮境内の源氏池ほとりの桜が、ほぼ見頃を迎えていた。また、同じく源氏池のほとりにある「神苑 ぼたん庭園」では、牡丹(ぼたん)が大輪の花を咲かせていたので、その様子をレポートする。
源氏池は7~8分咲き、平家池は2~3分咲き
鎌倉駅東口より徒歩10分ほどの鶴岡八幡宮は、鎌倉を代表する神社であると同時に多くの参拝客が訪れる全国有数の神社としても知られている。
鶴岡八幡宮境内の源氏池・平家池のほとりには桜が植えられている。とくに源氏池の桜は本数が多く、池を這(は)うように咲く花が水面に映り、見る者にとても華麗な印象を与え、人気の桜鑑賞スポットになっている。
4月6日に開花状況を確認したところ、源氏池の桜は7~8分程度まで開花が進み、ほぼ見頃と言って良い状態になっている。一方、平家池の桜は2~3分咲き程度で、まだまだこれからだ。
ちなみに、源氏池の桜を鑑賞するなら、「神苑ぼたん庭園」(入園料500円)内からの眺めがおすすめだ。ちょうど、桜の開花と同じ頃、牡丹の大輪の花も見頃を迎え、桜と牡丹のコラボを楽しむことができる。
段葛の桜は、まだこれから
「段葛(だんかずら)」と呼ばれる鶴岡八幡宮の参道には桜の並木が植えられているが、こちらは、全体的に2分咲き程度という印象だった。
段葛は鎌倉駅東口付近から鶴岡八幡宮境内入口の「三の鳥居」まで、全長465mにわたって続くが、鎌倉駅側は咲きはじめ、または咲いていない木が多く、三の鳥居側のほうが開花が進んでいた。
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