2007年から毎年開催されている「FLOWER GARDEN」
4月1日(土)から横浜赤レンガ倉庫で「NAKANIwA(ナカニワ)~FLOWER GARDEN 15th anniversary~」が開催。「FLOWER GARDEN」は、横浜赤レンガ倉庫の開業5周年を記念し、2007年から始まった。イベント広場に色とりどりの草花が咲き誇る期間限定イベントとして、毎年テーマを変えて実施している。
2017年のテーマは「ナチュラルガーデン」
2017年のテーマは「ナチュラルガーデン」で、海を臨むイベント広場に、里山のような空間が演出される。従来までの草花鑑賞を楽しむ「花壇スタイル」から、草木を多く取り入れ、自然の中で散策している感覚を味わえる「庭園スタイル」へと構成を変更し、「NAKANIwA(中庭)」のタイトルが示すように、赤レンガ倉庫の2棟間に自然豊かなナチュラルガーデンが出現。設営面積は1400平方メートルで、50本の中高木、約50種類7500株の草花が植栽されている。18:00~24:00まではライトアップされ、幻想的な空間へと変化する。
会場は4つのゾーンで構成
会場はそれぞれ特徴がある4つのゾーンで構成されている。
- ENTRANCE GARDEN ZONE:高さ6mのメラレウカが奥に向かって対に並び、来場者を迎える
- WIND&FLOWERGARDEN ZONE:高さ4m超の多翼式風車がそびえ立つカントリー調のゾーン
- WATER GARDEN ZONE:小さな池がある日本の里山の雰囲気が楽しめるゾーン
- ROCK GARDEN ZONE:大きな岩が並ぶ力強い大自然のゾーン
「これまで以上に思い出に残る、横浜赤レンガ倉庫にしたい」
オープン前日の3月31日(金)には、オープニングセレモニーが行われた。株式会社横浜赤レンガの上松瀬 能秀(かんまつせ よしひで)代表取締役社長は、「フラワーガーデンは今年で11回目の開催となり、春の風物詩となっております。とはいえ、今日は冬のような寒さですので、カゼなどひかれませんように……。4月23日まで約3週間ありますので、暖かくなってまいりましたら、また気候に応じて楽しんでいただけると思います。
今年はナチュラルガーデンがテーマということで、緑を中心にした中庭を散策できるようなデザインになっています。50本の中高木や草花には名札を設置していますので、散策しながら『どういう植物なのかな』と楽しんでください。そして、皆さまの記憶に残るイベントになればうれしいです。
横浜赤レンガ倉庫は4月12日に開業15周年を迎えます。それを記念したイベントを多く開催予定です。その第一弾として、シンボルツリーのエノキや裏側にあるサクラの木をライトアップし、日没後も楽しめるようにいたしました。これまで以上に皆さまの思い出に残る、横浜赤レンガ倉庫にしたいと考えております。これからもよろしくお願いいたします」とあいさつした。
続いて、ポップクラシックユニット「vallote(バロッテ)」の西條えりかさん(ヴァイオリン)と戸嶋 優さん(コントラバス)の二人が登場し、『トレパーク(くるみ割り人形より)』とオリジナル曲『光あるかぎり』の2曲を披露。ダイナミックな演奏が横浜赤レンガ倉庫に響き渡り、オープニングセレモニーを華やかに演出した。
「NAKANIwA(ナカニワ)~FLOWER GARDEN 15th anniversary~」は、4月1日(土)~4月23日(日)まで、入場無料、見学自由。会期中は、「フラワーマルシェ(4月15、16日)」や「オリジナル“エッグポマンダー”を作るワークショップ(4月7日、10日、14日)」などのイベントや、館内キャンペーン「Red Brick Easter」も開催される。
URL:横浜赤レンガ倉庫 http://www.yokohama-akarenga.jp/
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