東京では開花宣言、観光地・鎌倉の桜の状況は?

3月21日(火)午前、気象庁から平年よりも5日早く、東京のソメイヨシノの開花が発表され、間もなく本格的な花見シーズンが到来する。
 

この春、首都圏の代表的な観光地、鎌倉へ花見に出かけるという人も多いと思う。鎌倉の桜の開花状況を確認するため、22日(水)、鎌倉駅周辺の桜の名所を何ヶ所か訪れてみた。
 

また、鎌倉で有数の桜の名所である材木座の光明寺で25(土)、26日(日)の両日催される「観桜会」も紹介したい。

 

鎌倉駅周辺の桜の名所を巡って確認!

桜の開花宣言は、各都道府県ごとに定められた「標準木(ソメイヨシノ)」の花が5~6輪咲いた状態になると出される。神奈川県の標準木は、以前は元町公園にあったが、現在は横浜地方気象台の構内にある。
 

「鎌倉の桜が開花したかどうかは、どのように判断するのか」と横浜地方気象台に問い合わせたところ、「鎌倉には標準木がなく観測員も常駐していないので、開花したかどうか公式には分からないとしかお答えできない」とのこと。
 

それなら、自分の目で確かめるしかないというわけで、22日(水)、鎌倉駅周辺の桜の名所を何ヶ所か巡ってみた。
 

鶴岡八幡宮の参道「段葛」の開花はまだ

鶴岡八幡宮の参道「段葛」の桜
鶴岡八幡宮の参道「段葛」の桜

 

まず最初に訪れたのは、鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮まで続く、鶴岡八幡宮の正式な参道「段葛(だんかずら)」だ。
 

段葛は桜並木が植えられ、夜桜の名所としても親しまれてきたが、桜が老齢となったために、昨年(2016)冬まで植え替え工事が実施された。
 

そして、昨年春には、植え替えられた若木が見事に花を咲かせ、話題になった。しかし、22日午前の時点では、段葛では開花している花は見られなかった。

 

本覚寺境内の枝垂れ桜は咲き始め!

咲き始めていた本覚寺の枝垂れ桜
咲き始めていた本覚寺の枝垂れ桜

 

次に訪れたのは、鎌倉駅から徒歩5分ほどの本覚寺で、境内の本堂横には見事な枝垂れ桜がある。全体的にはほとんどが蕾だが、枝の下の方では何輪かの花が咲き始めていた。こちらは、もう間もなく、次々と花が開きそうな様子だ。

 

その他、訪れたのは、本覚寺からほど近い妙本寺と、毎年、多くの花見客でにぎわう鎌倉駅西口側の源氏山公園だ。妙本寺では、木によってはすでにだいぶ花が開いていた。一方、源氏山公園は、花が開いている木は見当たらなかった。

 

光明寺の観桜会は25、26日に開催

鎌倉の桜の名所といえば、上記のほか、北鎌倉の円覚寺や建長寺、鶴岡八幡宮の源平池、鎌倉山の桜並木などがパッと思い浮かぶが、少し変わった桜の観賞ができるのが、材木座の光明寺だ。

 

山門楼上から眺めた光明寺境内の桜(昨年以前に撮影)
山門楼上から眺めた光明寺境内の桜(昨年以前に撮影)

 

光明寺には関東随一とも言われる大きな山門があり、普段は事前予約しないと内部に入ることができないが、毎年桜シーズンに催される「観桜会」の期間は、いつでも山門に上ることができ、楼上から境内に咲く桜を楽しむことができる。
 

また、期間中は茶席で抹茶を頂けたり、コンサートやフリーマーケットなど様々な催しがある。2017年の観桜会は、3月25日(土)、26日(日)に開催。

光明寺観桜会開催のお知らせ

 

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