「横浜三塔の日2017」開催!ジャックの塔など非公開スポットで見学も

横浜三塔として知られる、横浜市開港記念会館、神奈川県庁、横浜税関。毎年「横浜三塔の日」である3月10日近辺の週末に、3施設でイベントが開催されている。2017年は中区制90周年&開港記念会館100周年ということで、3月11日、12日の2日間開催される。

3月10日は三塔の日!11、12日にはイベントも

「横浜三塔」として知られる、横浜市開港記念会館(愛称はジャック、 横浜市中区本町1-6)、神奈川県庁(キング、 横浜市中区日本大通1)、横浜税関(クイーン、 横浜市中区海岸通1-1)。いずれも、大正~昭和初期に建てられた歴史的建造物で、現在も使われながら維持、保存されているのが特長だ。「横浜三塔の日」に制定されている3月10日近くの週末に、毎年3施設が連携するイベントが開催されている。2017年は中区制90周年&開港記念会館100周年ということで、横浜市開港記念会館を中心として、3月11日(土)、12日(日)の2日間開催される。

横浜三塔の日リーフレット表紙(画像提供:中区役所地域振興課)
横浜三塔の日リーフレット表紙(画像提供:中区役所地域振興課)


 

大人から子どもまで楽しめるプログラム多数

横浜市開港記念会館では、防災・減災講演会(3月11日、要申込)や記念コンサート(3月12日)、ワークショップ(3月11日、12日)など、大人から子どもまでが楽しめるプログラムが用意されている。

横濱三塔協議会プロデュース「花と緑の浪漫カフェ」は3月11、12日に開催(画像提供:中区役所地域振興課)
横濱三塔協議会プロデュース「花と緑の浪漫カフェ」は3月11、12日に開催(画像は過去のようす、画像提供:中区役所地域振興課)

毎年人気のカフェテリアは、横濱三塔協議会のプロデュースに より「花と緑の浪漫カフェ」と題し、3月11日、12日(10:00~16:30 L.O.16:00)に2階6号室で開催。大正時代を思わせるレトロな雰囲気を演出するとともに、Atelier Moet(アトリエ萌)を主宰するテーブルフラワーデコレータ―の森田朋子さんの手により、花と緑があふれる空間が演出される。
 

横浜市開港記念会館で撮影してもらえる「ハイカラ寫眞館」(画像はイメージ、画像提供:中区役所地域振興課)
横浜市開港記念会館で撮影してもらえる「ハイカラ寫眞館」(画像はイメージ、画像提供:中区役所地域振興課)


また、「ハイカラ寫眞館」と題して、特別室やステンドグラスの前で写真撮影を行う。自身の着物やドレスを着用しての撮影を受け付けるほか、レンタル衣装(着物)も用意される。3月11日、12日、2階7号室にて(10:30~15:30、受付は15:00まで、所要時間30分、撮影費200円、衣裳レンタル500円)。
 

開港記念会館&横浜税関の非公開スポット見学は3月12日

3月12日には、3施設でスタンプラリーのスタンプポイントが設置されるほか、普段非公開のスポットの見学会も行われる。横浜税関本関庁舎では、横浜港のパノラマを一望できる7階テラスとマッカーサー元師が執務したと言われている旧税関長室ほか3室が見学できる(3月12日 10:00~16:00)。通常公開されている1階展示資料室は、同日リニューアルオープンとなる。

横浜市開港記念会館では、ボランティアガイド「ジャックサポーターズ」の案内で、普段は非公開のジャックの塔にのぼるツアー「ジャックの塔にのぼろう」が開催される(3月12日)。10:00から整理券が配布され、先着300名限定。保険代ほかとして100円が必要。

神奈川県庁本庁舎は、現在改修工事中のため、庁舎公開は行われない。正面玄関にてスタンプポイントが設置され、本庁舎の見どころを紹介するパネル展が実施される(3月12日10:00~16:00)

同イベントをきっかけに、横浜の発展を見続けてきた歴史的建造物「横浜三塔」に親しんでみては。くわしくはこちら⇒横浜三塔の日2017(中区役所地域振興課)


【関連記事】
横浜三塔 関内の歴史的建造物をめぐる

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『オッペンハイマー』を見る前に知ってほしい6つのこと。2つの用語、時系列、モノクロシーンの意味は?

  • どうする学校?どうなの保護者?

    なぜPTAで子どもの保険を扱うのか? 2024春、東京都Pが“別組織”で保険事業を始める理由

  • AIに負けない子の育て方

    2024年の中学入試は「弱気受験」だったというが…受験者増の人気校に見る、中受親の変化

  • アラサーが考える恋愛とお金

    仕事×子育てを両立できるのは「ごく一部の恵まれている女性」か。女性の社会進出という“風潮”が苦しい