2017年は昨年より2日早い飛散開始…

東京都は13日、スギ花粉の飛散が11日から始まったことを確認したと発表した。飛散開始は、過去10年平均より5日早く、2016年より2日早いという。今後飛散する地域は北上し、3月に入るとピークをむかえるとされている。花粉症の人にとってはツライ花粉シーズン。自分でできる対策にはどのようなものがあるのだろうか。今すぐにできる花粉症の予防法・治療法について、医学博士の清益功浩氏がAll Aboutの「自分でできる花粉症対策」の中で、次のように解説している。

 

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目や鼻の症状へのセルフケア

花粉

清益氏によると、まずは花粉の侵入をブロックすることが重要だという。

 

  • 眼鏡やゴーグルなどで花粉が目に入らないようにする
    …特にゴーグルタイプは、花粉の侵入が少ないのでおすすめ
  • コンタクトレンズはできれば避ける
    …コンタクトレンズは結膜炎を悪化させたり、花粉が付着する。どうしても必要なら使い捨てソフトコンタクトレンズがおすすめ
  • 顔を洗う
    …目の周りをしっかりと洗うこと
  • 目を洗う
    …人工涙液を使って洗うのが効果的。水道水は安全性の問題から頻回に使うのは避けたほうがいい。皮膚についた花粉を目に入れないよう、カップ式の洗浄液は顔を洗ってから使うこと
  • 鼻を洗う
    …市販の鼻洗浄液が効果的。しかし、鼻の粘膜は敏感なので洗うのは痛くてツライという人もいるだろう。水道水は避け、できれば、生理食塩水(塩分0.9%)で洗浄すると痛みが少なくて済む
  • マスクをする
    …できれば使い捨てがオススメ。マスクにも花粉が付いているので、使い捨てだとそのまま花粉ごと捨てることができる

 

食事での花粉症対策

花粉症に効果的だといわれている食材について、清益氏は次のように紹介している。

■お茶

タンニン(カテキン類)、ビタミンC、テアニン(アミノ酸)、カフェイン、ポリフェノールなどいろいろな成分が含まれているお茶。特にカテキンは、アレルギーを抑える作用があると言われているという。中でも清益氏がすすめるお茶は次の3種類。

  • 甜茶(テンチャ)
    …甜茶の成分、肥満細胞からのGODポリフェノールが花粉症の鼻水、くしゃみ、アトピーでの痒みの原因物質の分泌を抑える作用があるといわれている
  • グァバ茶(シジュウム)
    …葉にはビタミンB群や多量のタンニンなどが、果実にはビタミンC カルシウム、カリウム、鉄分が豊富に含まれ、花粉症予防や治療として効果があるといわれている
  • べにふうき緑茶
    …カテキン含量が多く、メチル化カテキンを多く含むお茶。スギ花粉症に効果的といわれている

 

■乳酸菌

清益氏によると、マウス実験において、乳酸菌はアレルギーを起こす「Th2」の働きを抑えたという報告があり、これによって、乳酸菌がアレルギーを抑える仕組みが判明。様々な乳酸菌が花粉症に効果があると言われているという。

 

体調がよくないと、花粉症の症状は悪化する、花粉症の症状が悪化すれば体調を崩すという悪循環に陥らないためにも、バランスのよい食事や規則正しい生活も重要。早期に対策をすることでツライ花粉症の症状を軽減することができるが、セルフケアでも症状が治まらない場合は、病院での花粉症治療を受けることを清益氏はすすめている。

  

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